みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先月となりますが買い物ついでではありましたが、埼玉県内をぐるっとひと廻りしてきました。
この日はいろいろな電車に乗りましたが、その中で京浜東北線のE233系1000番台にもひと区間(大宮→さいたま新都心)乗車しました。
日中の空いている時間に乗車しましたので、車内も少しですが撮影できましたのでご紹介します。
JR東日本 E233系1000番台
京浜東北線用のE233系は古くなってきていた209系の置き換え用として、2007年に登場しました。
前年の登場した中央線用は0番台でしたので、そのあとの番号を使い1000番台として登場しています。
京浜東北線用の1000番台は83編成830両が新造されましたが、そのうち10両が事故により廃車となり、今は820両が京浜東北線、根岸線で活躍しています。
車体がワイドボディになり乗車定員が増えましたので、209系に存在していた6扉車がなくなり、全車4扉車になっています。
車内は前作のE231系は全体的にグレー基調の配色でしたが、E233系は白を基調とした配色になりずいぶん明るい印象になりました。
扉もE231系のステンレス無塗装から化粧板が張られたタイプになり、座席の袖仕切りの形状も変更されました。
つり革も抗菌タイプの黒色のものになっています。これは掴みやすさを考慮したデザインになっているそうです。
天井の構造は首都圏の電車には多いスタイルです。中央に補助送風機(横流れファン)が付き、外側に向かって冷房の吹き出し口と車内照明器具が付きます。
照明は今回撮影した車両は蛍光灯でしたが、一部の編成はLEDに交換されているようです。
なお、扉の部分には車内照明一体型の防犯カメラが取り付けられています。こちらはLED照明です。
E231系に比べると車内がカラフルになり、かつ高級感が増しています。
扉部分です。中央線の0番台と異なりLCDがワイド型に変わりました。各扉に2基取り付けられており、向かって左側が広告等を表示、右側が停車駅などの案内用です。
扉間の座席は7人掛けで、2-3-2人でスタンションポールによって区切られています。このやり方は209系から始まりましたが定員通りに着席しやすくなっています。
座席の色は通常のシートは濃いブルーです。京浜東北線のラインカラーを意識したのでしょうか(中央線のシートはオレンジでした)。
車端部のシートは3人掛けです。こちらもスタンションポールによって1-2人がけに分けられています。
また、優先席の部分は壁の色と袖仕切りの色がほかの部分と変更されてわかりやすくなっています。つり革もこの部分はオレンジですね。
なお、撮影した車両はE233系1000番台の最終編成(83編成)でした。
E233系は車内の配色や2面のLCDの搭載など車内設備がかなり向上させ、乗客サービスの向上が図られています。
このあたりから私鉄を含めた他の車両もサービスレベルが向上してきたと感じます。2面LCDを搭載した列車が一気に普及したのはE233系の登場が大きいと思います。
この車両の功績は大きいですね。
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JR東日本は京浜東北線、根岸線のワンマン運転化を計画しています。その際には新型車両を投入すると発表しています。
今走っているE233系は、まだ車齢が若いので廃車はないでしょうけど、近いうちに何らかの変化が発生するでしょう。楽しみに見守りたいと思います。
おわりに
ゴールデンウィーク中の4月30日と5月6日、7日は行政からの要請によりJRをはじめとする各鉄道会社は列車本数の減便を行うことにしていました。
実際に減便を行ったところ、いつにも増して車内の混雑が激しくなったそうです。180%の乗車率になった路線もあったとか。
GW中なので特にテレワークや休暇取得を推奨するために行ったんでしょうけど、逆に密になってしまったようです。
混雑緩和のためJR東日本は明日5月7日は、通常の平日ダイヤで運転をすることに変更しました。
公共交通機関の密を回避したいのなら、企業の出社率を下げないと・・そちらへ働きかけるほうが先ではないかと思うのですが・・
明日は今日より増便する鉄道会社が多いでしょう。少しは混雑が緩和されるといいですね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!