Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道44 埼玉高速鉄道 岩槻延伸へ一歩前進

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

今日のニュースを見ていたら鉄道について明るい記事がありました。

 

埼玉高速鉄道「岩槻延伸」実現に向け埼玉県とさいたま市が合意

 

現在、埼玉県さいたま市の「浦和美園」駅止まりとなっている、埼玉高速鉄道さいたまスタジアム線を、東武アーバンパークラインの「岩槻駅」まで延伸する構想があります。

 

先月、埼玉県とさいたま市で協議を行い、これがついに構想段階から計画段階へ進んだそうで、今後は開通の早期実現へ向け取り組んでいくとのことです。

 

 

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埼玉高速鉄道さいたまスタジアム

 

埼玉高速鉄道さいたまスタジアム線は埼玉県、川口市東京メトロさいたま市を主要株主とする第三セクター鉄道路線です。現在の路線の大半が地下を走るため、埼玉高速鉄道は地下鉄として位置付けられています。

 

路線は東京都北区にある東京メトロ南北線赤羽岩淵駅から埼玉県川口市を経由し、さいたま市浦和美園駅にいたる、14.6kmの鉄道路線で2001年に開業しました。

 

当初は2006年の開通予定でしたが、浦和美園駅の少し先にあるさいたまスタジアム2002の開業に合わせて、この路線の開業時期が早められました。

 

電車は赤羽岩淵駅から東京メトロ南北線相互直通運転を行っているため、東京都心方面へ抜けるのにとても便利な路線となっています。

 

また南北線の終点の目黒駅からは東急電鉄目黒線と直通を行い日吉駅まで乗り入れていますので横浜方面へ行くのもとても便利です。

 

車両はオリジナルの2000系電車の6両編成で運行、3社で相互乗り入れを行っていますので、自社車両のほか東京メトロ9000系、東急電鉄3000系、5080系が乗り入れてきます。

 

 

岩槻への延伸計画

 

埼玉高速鉄道は以前から浦和美園駅から北への延伸予定(浦和美園~岩槻~蓮田)がありましたが、このほど主要株主である埼玉県とさいたま市が合意し、今までは構想だったものが計画へと昇格しました。

 

今回の計画は浦和美園駅から東武アーバンパークライン岩槻駅までの区間となっています。中間駅として「さいたまスタジアム2002」の最寄り駅をふくむ2駅を予定しているとのこと。

 

残りの岩槻駅から蓮田駅区間は採算性の問題から、現時点ではまだ構想段階です。

 

この路線の延伸構想は埼玉県内でいくつかある鉄道新規事業の中でも上位に置かれており、「必要な検討が進められることを期待する」となっています。

 

今後は埼玉県、さいたま市の協働により、沿線開発や人口増加に向けた取り組みが行われ、国や関連する鉄道事業者との協議が進められる予定です。

 

 

他社線との接続

 

現在の埼玉高速鉄道さいたまスタジアム線は、他社線との接続は乗り入れ先の南北線のほかは、東川口駅のJR武蔵野線となっています。

 

現在の運行経路だけでも地下鉄南北線東京急行目黒線を含めると接続路線が多いため、都心方向を見てみるととても便利に使える路線です。

 

自社線内についても岩槻までの延伸が行われると、東武アーバンパークラインと接続できますので、都心方面へも埼玉県を横へ横断する場合でも非常に便利になるでしょう。

 

さいたまスタジアムでの試合やイベント開催時にも鉄道の大容量輸送が役に立ちますし、さらにこの路線が岩槻まで延長がされますと、かなり行きやすくなる人は多いと思います。

 

 

おわりに

 

まだ、計画ができたからと言って開通が約束されたものではありませんが、この計画はぜひとも実現してほしいです。

 

岩槻で接続を予定している東武アーバンパークラインは運転本数も多いですから、岩槻延長をしたら乗り換えも気軽にできそうです。

 

接続する鉄道路線が増えれば利便性も上がりますから、相乗効果でなおさら利用者が増えることも想定できます。県や市とも連携して沿線価値が高められれば、おのずと人口も増えるでしょうしね。

 

いまはかなり高いといわれている埼玉高速鉄道の運賃ですが、利用客が増えれば値下げできるかもしれません。そうなるとさらに便利になりますね。

 

都心からも近く接続路線が多く利用しやすい環境にあるのですから、そのポテンシャルを生かせるような施策を打ってほしいと思います。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!