みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
いやぁ~、今日の関東地方はものすごく暑いです。夏が戻ったみたいですね。家の中で仕事をしていますが、エアコンなしだときついです。
しかし空気は乾燥していて、からっとしているのでこの辺りは秋らしさを感じます。
今日は先週の土曜日(10月9日)に乗車した、西武池袋線の特急「Laview」について書いて行きたいと思います。
前回の記事です ↓
「Laview」に乗車 その2
「Laview」は著名な建築家の妹島和世氏の監修のもとに製造されました。「いままでに見たことのない新しい車両」を実現するべくデザインされたとの事です。
たしかに外観を見ても、このデザインは今までの車両には無かったですね。
「Laview」のボディカラーはシルバー一色で、ボディ自体にはアクセントカラーは設けられていません。
しかしこの大きな窓とそこから見えるイエローのシートが強いアクセントとなっています。ボディにアクセントのカラーを入れるのと同様か、それ以上の効果があるかもしれませんね。
さすがに建築家が監修しているだけに、デザインの次元が違うような気がします。
外観
「Laview」の車体色はシルバー一色ですが、これはアルミ製の車体にわざわざシルバーで塗装をしています。
映り込み具合を工夫して「あたらしい風景」を作り出せる素材感としたそうです。拘りを感じますね。
「Laview」と言えば広い窓です。
初めてこんな近くで見ましたが、本当に広い!この窓の大きさも「今まで見たことのない」ものです。
乗降用の扉と比較すると窓の大きさが際立ちますね。とにかくデカイい!
扉周辺に設置された行き先方向幕は、フルカラーLEDです。
スマホのオートモードで撮影しましたが、この車両のLEDは切れずにきれいに入りました。
大きい窓から車内を。
ひとつの窓に対して2列分のシートが並びます。大きな窓から見えるイエローのシートが、とても映えて見えますね。
出入り口
車内清掃が終わりましたので、乗車して行きます。
デッキは壁の色を含めてイエローが基調です。淡いイエローなので柔らかめな印象でした。
照明はダウンライトです。床に貼られている人造大理石とも相まって、高級な印象を醸し出しています。
デッキの連結面側を見てみると、壁が丸く縁どられています。なかなか見ないデザインでありますが、柔らかい印象を得られると思います。
なお、デッキはかなり広めのスペースが取られています。
車内に入ります(シート)
内装は白を基調とし、イエローのシートが展開されています。
「Laview」は地下鉄副都心線への乗り入れも可能な設計になっています。その為、車体の幅は今までのニューレッドアローに比べ少し狭くなっています。
しかし、車体幅が狭くなっているにもかかわらず、座席に座ってみると狭い感じはしません。
大きい窓による解放感と優れたデザインにより、狭さを感じないようになっているのでしょう。外装デザインとともに建築家が監修した車両だけのことはありますね。
シートのデザインも今までに見たことがないようなデザインです。窓側、通路側のひじ掛けはシートと一体です。しかし、しっかりとリクライニングします。
写真は撮り忘れましたが、各座席にコンセントが設置されておりスマホの充電が可能です。また、FreeWi-Fiも利用可能です。
シートの枕の部分です。「Laview」のロゴ入り。
シートの枕は可動式です。
可動式の枕は良いですね。一番上に上げるとこの写真のような状態になります。
テーブルも充実していました。
前の座席のシートバックに大型のテーブルが内装されています。そのほかに真ん中のひじ掛けにも小型のテーブルが内蔵されています。
テーブルの背面には車内の案内があります。
シートの間隔は十分広いです。ゆったりと脚を伸ばせます。
気になる窓からの眺め。
ものすごく大きな窓ですから、当然のように視界良好です。良すぎるくらいですね。景色の良い区間でぜひ堪能してみたい。
今回は残念ながら飯能までの乗車なので、住宅地や商業地の中を走るのが大半です。今度は西武秩父まで行ってみたい。
天井のつくり
天井、壁、カーテンは白を基調としたものです。純白ではなく柔らかい白ですので、目に優しいですね。
照明はLEDの間接照明です。ガラス製の網棚の周りにも照明が組み込まれています。光で車内を演出しているようです。
おわりに
「Laview」ちちぶ号は、西武秩父線を走って西武秩父の駅まで行きます。
西武池袋線も飯能あたりまでは住宅が多い中を走っていきますが、飯能を過ぎるとどんどん山の中へ入って行き景色が全然変わります。
これがかなり良い景色なんですよ。並行して走る国道299号線からの景色も良いのですが、電車の車窓から見る景色は格別です。
特急でそのまま行くのも良いのですが、普通列車で行くのも良いですね。
飯能⇔西武秩父の区間は基本的にはクロスシートの4000系電車で運行されていますので、普通列車で乗車してもとても快適です。
この記事書いていたら乗りたくなっちゃいました。近々、行ってきようかな~
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!