Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道模型45 【25年もの!】名古屋鉄道7000系パノラマカー 

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

TOMIXから発売されている名古屋鉄道7000系パノラマカー、何度も生産されている人気モデルですね。

 

いま、発売されているものはHighGradeシリーズなので、とてもクオリティが高い商品となっています。

 

その名古屋鉄道7000系パノラマカーですが、わたしも6両編成1本を所有していますのでご紹介したいと思います。

 

わたしが所有しているのは25年前の1996年年末に購入したビンテージものです 笑

 

 

名古屋鉄道7000系パノラマカー

 

いまや私鉄のフラッグシップ車両を多数製品化しているTOMIXですが、これは私鉄車両を展開する中でも初期に発売されたものかと思います。

 

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商品パッケージ

 

わたしが所有しているのは初期の商品なので、いまのHighGradeモデルではなく通常のモデルとなります。そのためパッケージは青系です。

 

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パッケージの中は下のようになっています。

 

初期の商品ということもあるのでしょうか、後付けのパーツはなく、ヘッドマークのシールのみが封入されています。

 

しかも、このシールを張るにも台座などはなく、このままだとそのまま車体に貼るしかないようです。

 

シールを貼るのであれば台座はあったほうがよさそうですが、欲しい場合は自分で作るしかなさそうです。わたしは面倒くさいので登場時の姿ということにしています。

 

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各車の写真

 

今回は各車両を1両づつ撮影してみましたのでぜひご覧ください。

 

 

7048号

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パンタグラフ付きの先頭車です。古い商品ということもあり造形はシンプルです。クーラーや通風機などのパーツも屋根と一体成型です。

 

実車パンタグラフ付き車両に制御装置が取りつけられています。

 

製品は室内灯の取り付けが可能ですが、モータ付き車両には構造上室内灯を取り付けることができません。

 

そのため、わたしはバランスを考え室内灯は付けないことにしました。

 

 

7091号 

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パンタグラフなしの中間車です。実車は電源装置(MG)やコンプレッサなどの補助機器を取り付けた車両です。

 

この商品全体に言えることですが、床下機器のディテールは細かく作りこまれており、なかなか見応えがあります。

 

 

7092号

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この車両がモータ付き車両となります。初期モデルということもあり動力ユニットがとても大きくなっています。そのためモーター車には室内灯を取り付けることができません。

 

今回写真を撮るにあたりものすごく久しぶり(10年以上たっていると思う)に走らせたのですが、意外と快調に走りびっくりしました。

 

今の車両ほどではないですがスローも効きます。ただ音はかなり大きめですね。ジジジジといった音が出ます。

 

この時代のTOMIXのモーター車はモータから台車に力を伝えるウォームギヤが、スプリングになっているのが特徴(スプリングウオームと言います)で、これらの車両は駆動音が大きめです。

 

また、床下機器がウェイトを兼ねており金属製(ダイキャストかな?)となっています。金属製としてはディテールはまあまあ確保されていますね。

 

動力車はかなり重量があります。そのせいかけん引力は6両編成であれば問題ありません。

 

 

7089号 

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7089号は7091号と同じ車両構成になります。

 

 

7090号 

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パンタグラフ付き中間車です。実車では7092号と同等です。製品のパンタグラフは精密なつくりとなっています。

 

 

7047号 

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パンタグラフなしの先頭車です。実車は電源装置(MG)やコンプレッサなどの補助機器を取り付けています。

 

 

先頭部ディテール 

 

 

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今の商品に比べるとシンプルな造形ですが、名古屋鉄道7000系の展望席の特徴は良くつかんでいると思います。

 

ヘッドライトユニットが大型なのか展望室の室内シートが少し残念。でもビンテージものだから仕方ないですね。2m離れればわかりませんので良しとします 笑

 

連続窓のディテールはシンプルです。

 

 

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ヘッドライトは思いきり黄色です。これもこの時代の商品だから仕方ないでしょう。全体的にパーツの点数は少なめとなっていますので、ディテールはあっさりしたものです。

 

 

実車

 

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名古屋鉄道7000系パノラマカーは日本で初めて運転席を2階に上げ、1階を展望席とした電車です。

 

1961年から10年以上にわたって116が製造された、名古屋鉄道を象徴する車両です。

 

その後、回生ブレーキを取り付けた改良型7500系や支線に乗り入れ可能な展望席のない7700系などの兄弟車が生まれました。

 

 

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デビュー当時は豊橋新岐阜間の特急専用に使用されるため、行き先方向板を設置しない方針でした。電車自体が行き先板のイメージだったそうです。

 

7000系パノラマカーは好評を博したこともあり、その後は兄弟車を含めて大量に増備され特急から普通列車にまで使用されました。

 

 

おわりに

 

人気のある車両なので模型も改良を重ねて発売が続けられています。近々でもTOMIXから第47編成の白帯車が発売されます。

 

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まさにわたしが持っている商品のあと釜ですね。しかも白帯でHighGrade仕様です。モーターも新しいM-13で、先頭部には密自連型のTNカプラーまで付きます。

 

新しい商品はいいなぁと思いつつも、このビンテージパノラマカーを大事にとっておきたいと思います。 

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!