Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道模型129 【JR東日本E351系】中央東線の振り子式電車 特急あずさ

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

今日は秋晴れ、とても良いお天気でした。日中は気温はそれなりにあったのですが、空気が冷たい一日でした。

 

それでもほとんど雲のない、きれいな青空は気持ちが良かったです。

 

 

お散歩の途中に撮影(青空が好きなんです!) 

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KATOからJR東日本の振り子式特急電車E351系が改良されて発売されますね。実車は全車両が引退してしまいましたが、模型では現役です。

 

来年の新商品はヘッドライト、ヘッドマークがLEDになったり、カプラーがフック無しの密連型になったりと、細かいところが改良されているようです。

 

 

KATO E351系 振り子式特急電車

 

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わたしはE351の初期型製品を所有しています。結構以前に発売されたモデルですね。説明書を見ると1996年と書いてありましたので、結構なベテランモデルです。

 

ヘッドライトやヘッドマークは電球、カプラーはKATOカプラーですが、フック付きのタイプですね。

 

改良前の製品を持っていると、新しい商品がうらやましいところです。特にヘッドライトとヘッドマークがLEDになったのは良いですね。

 

しかし、古いモデルでもボディの基本的なフォルムは変わりませんので、このモデルでも十分満足できます。

 

 

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今回ご紹介するのは8両の基本セットです。4両の増結セットもどこかにあるはずですが、今日は見つかりませんでしたのでまた今度に。

 

 

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ケースを開けるとこのような感じです。

 

 

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貫通型先頭車と非貫通型先頭車のすれ違い!

 

中央東線内は12両で走行していたので、貫通型先頭車が先頭に立つのは大糸線内がメインだったと思います。

 

ただ、運用末期には大糸線への乗り入れは中止されてしまったので、貫通型先頭車が先頭に立つ機会は無くなってしまったようです。

 

 

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すれ違うところをサイドからカットしてみました。

 

 

KATOの振り子式機構

 

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このモデルにはKATOの、振り子式機構が組み込まれています。

 

実車の振り子車両のように、カーブで車体が傾きます。これは面白いギミックですね。KATOから発売されている、振り子式車両には標準で組み込まれています。

 

この車両を実際に走らせると、かなり面白いです。カーブに進入するところを見ていると飽きないです。

 

写真はTomixのワイドレール(カント付き)を使用していますので、さらに傾きが強くなります。

 

 

各車両のご紹介

 

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試運転線に載せて通電してみました。

 

ヘッドライト、ヘッドマークは電球式なので、最近の製品に比べると控えめな点灯状態です。

 

 

クハE351-0

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松本方向の先頭車です。

 

こちら側には付属編成を連結しないので、先頭部は非貫通型となっています。模型はこの車両の先頭部の台車が、脱線しやすいのが気になります。初期の振り子機構なので仕方ないところでしょうか。

 

 

モハE350-0

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実車はモーター付きの中間車です。

 

KATOのモデルは、VVVFインバータ装置がIGBT素子になった、後期型となっています。

 

 

モハE351-100

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パンタグラフ付きの中間電動車です。

 

実車パンタグラフが特徴的で、パンタグラフと台車が直結しています。これは振り子動作で車体が傾いたとき、架線とパンタグラフが離線しないようにするためです。

 

そのためパンタグラフが台のような物の上に搭載されています。台車と接続するロッドも見えますね。

 

 

サロE351-0

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E351系のグリーン車です。

 

E351系では12両編成中グリーン車は1両となりました。車内は定員を増やすため2+2の4列配置になっています。

 

 

サハE351-0

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付随車のサハE351です。実車もモーターのない中間車です。

 

 

モハE350-100

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実車はモーター付きの車両ですが、模型でもこの車両にモーターが搭載されています。写真を撮る際に走らせてみましたが、20年以上が経過しても快調に走ります。

 

 

モハE351-0

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基本編成中もう1両のパンタグラフ付き中間車です。

 

E351系はVVVFインバータ制御になったため、性能が大幅にアップしながらも編成比でモーター付き車両が減っています。

 

電動車比率は1:1で、モーター付き6両、モーター無し6両です。旧型の183系では12両編成中8両がモーター付きでした。

 

 

クハE351-100

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基本編成の新宿よりの先頭車です。

 

こちら側に付属編成4両を連結するため、貫通型の先頭部になっています。大糸線内を走行する時は、付属編成を切り離すのでこの車両が先頭に立っていました。

 

 

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貫通型先頭部。

 

付属編成併結時には扉を開けて、ホロを使って通路を作ります。乗客の通り抜けが出来るようになっていました。

 

 

おわりに

 

E351系は1993年に量産先行車が登場し、KATO製品のモデルとなった量産車は1995年に登場しました。(Wikipedia参照)

 

振り子式車両の効果は抜群で、山岳路線である中央東線でも表定速度90km以上の速度で新宿・松本間を結んでいました。

 

2017年に後継車のE353系が登場すると、順次置き換えが進み、E351系は2018年には全車引退しています。

 

振り子式と言う特殊構造のため、メンテナンス費用が膨大であることから、比較的車齢が若いにもかかわらず、全車廃車解体されてしまったのは残念でした。

 

わたしはE351系が現役時代、3回ほど乗車したことがあります。仕事で乗ったのですが、当時はまだ最新型の車両だったので、とてもワクワクしたのを覚えています。

 

今は後継車のイケメンE353系が、この車両の跡を継いで中央東線をかっ飛ばしています。

 

E353系は振り子は搭載していませんが、空気ばねによる車体傾斜機能を搭載しています。

 

この車体傾斜機能と技術の進歩により、E351系時代と同じ所要時間で、新宿・松本間を結ぶことが出来ています。

 

E351系亡き今、後継車E353系には末長く活躍してほしいですね。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!