みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」が5月19日にリニューアルオープンします。そこでのテーマは昭和レトロ、1960年代をイメージした園内になるそうですよ。これは興味をそそりますね。
昭和レトロと言えば新横浜の「ラーメン博物館」へ行った事がありますが、とても懐かしくてホッとします。
リニューアルした西武園はあの広い園内全てが1960年代なのかな。そうならなかなか壮大ですね。
西武鉄道401系 鉄道コレクション第27弾
本日は鉄道コレクション第27弾に入っていた、西武401系電車をご紹介します。
モデルとなった車両「クモハ427」と「クモハ428」は、411系時代の後期に製造された張上げ屋根を持つ車両です。801系と同時期に製造された車両となります。
張上げ屋根になったのでスッキリとしたサイドビューが特徴で、これは次に登場する101系電車に引き継がれています。
走行化
いつものように車両の走行化をしていきます。401系は実車では増結用として使用されることが多かったため、模型でも増結用途とし動力ユニットは組み込まないことにしました。
なお、走行化に使用したパーツは下記の通りとなります。
- KATO 11-605 中空軸車輪
- 釣り具 板おもり
- GREENMAX 鉄道カラー ねずみ色1号(No.9)
- TOMIX 密連型TNカプラー
- TOMIX PS16パンタグラフ
- TOMITEC TT-04R(中間部カプラー)
今回は床下機器を中心に塗装を行いました。対象のパーツは下記となります。塗装は塗料の乾燥時間を考えて一番最初に実施します。
- 台車
- 床下機器
- 無線アンテナ
車体の加工ですが屋根にアンテナを取り付けるため開口(1mm)を行います。
なお、アンテナを塗装した関係上塗膜で厚みが増してますので、アンテナ取付穴は1mmより気持ち大きくしました。その後パンタグラフの交換を行います。
床下関連は車輪を交換し、塗装した床下機器パーツを床板に取り付けます。その後シートの裏側に6cmに切った板おもりをゴム系接着剤を使って接着し、全体の組み立てを行い完成です。
TNカプラーを取り付けましたが、車体への干渉もなく、問題なく取り付け可能でした。
2両編成とコンパクトなため工作も気軽に行えます。これが8両とか長くなってくると億劫になってきますが・・・
401系が手に入ると今度は701系冷房車が欲しくなってきますね。マイクロエース製が発売されていますがお値段のこともあり、鉄道コレクションで発売されるのを心待ちにしています。
あ、この車両に組み合わせるとなると801系の方がいいですね。801系は張上げ屋根なのでこの427編成と車体のデザインが合います。
そうなると多数派であった701系と401系の前期型も欲しい・・・
西武シリーズも沼にはまりそうです。
実車について
西武401系は1964年に製造された411系を高性能化、冷房化改造を行って登場した通勤型車両です。
411系は当時の701系電車の増結用として2両編成で登場しました。701系はカルダン駆動でしたが、411系は製造コストを削減するため当時の国鉄から払い下げられた部品を使用した吊り掛け車となっています。
なお、この当時は701系もカルダン駆動ではありましたが、自動ブレーキを装備し旧型車両と連結できる構造でした。
その後、各地で鉄道車両の冷房化が進み西武鉄道でも車両の冷房化を進めることになります。701系については1975年より冷房化改造が行われることになりました。
冷房化と同時にブレーキも電磁直通空気ブレーキ(HSC方式)に変更されました。これで晴れて高性能車両の仲間入りです。
旧来の自動ブレーキを搭載する411系は、この冷房化された701系とは連結ができなくなりましたが、701系の冷房化が進むにつれ増結用の2両編成が必要になってきました。
そこで増結用車両として白羽の矢が立てられたのが411系電車です。411系は吊り掛け車ではありますが車齢がまだ若いこともあり、1978年から冷房化、カルダン駆動化とHSC化が行われ701系冷房車と連結運転ができるようになりました。
性能的には701系と同様の1台当たり120kwのモーターを全台車に取り付けている全電動車方式です。併結相手となる701系、801系に合わせた性能となっています。
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おわりに
西武401系は2両編成という小回りの良さから、廃車後も各地の地方私鉄に売却されています。
西武鉄道では全車廃車となりましたが、製造された38両のすべてが他社に売却されています。
そのうち一部の車両は廃車されてしまいましたが、まだ大多数の車両が活躍を続けているそうです。
末長い活躍を期待したいですね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!