みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
新型コロナウィルス患者が日に日に増えていきますね。
大阪では昨日1日の感染者数が1000人を超え過去最高の数字となりました。今日も1130人の新規感染者が出ています。
感染者がどんどん増えている状態ですから、吉村知事は5月5日での「まん延防止等重点措置」の解除は難しいと発表しています。
さらに現在の増加率が続けば、今までよりもより強い内容をもった「緊急事態宣言」の再発令を国に要望するそうです。
大阪は病院の重症病床の空きがなくなってしまっているので、知事の危機感は相当なものだと思います。みなさま、感染者数が落ち着くまで会食は控えましょうね!
京王電鉄 5000系 リクライニングシートを導入!
京王電鉄は日本で初めてとなる、リクライニングシートを採用した「ロング/クロス車両(L/Cカー)を導入します。
導入時期は2022年4月とのことで、「京王ライナー」などで使用される5000系の増備車に採用されるそうです。
今回は10両編成が1本投入されるとのことで、座席指定列車、イベント列車に使用されるとのこと。4ドア車でリクライニングシートですよ。豪華ですねぇ~
なお、リクライニングの機能が生かせるのはクロスシート状態になっているときのみだそうです。
関東地区では東武鉄道の「TJライナー」から始まって、西武鉄道、東急電鉄、京急電鉄などが、このL/Cカーを導入してきました。
いままでロングシート車しか走っていなかった通勤路線に投入され、確実に座れる座席指定列車を運転できるようになったL/Cカーの功績は大きいですね。
今日も帰宅ラッシュの救世主として活躍してくれるでしょう。
来年デビューする、この5000系リクライニングシート車において、L/Cカーが新たなステージに入ったような気がします。
デビュー当初L/Cカーはシンプルに座席が転換するくらいでしたが、その後デビューしてくる車両は、液晶モニタが設置されたり、電源コンセントが付いたり、wi-fiが使えるようになったりと少しづつグレードアップしてきました。
その後、西武鉄道が40000系で、京浜急行が1890型でL/Cカーでトイレを設置してきました。
京浜急行ではL/Cカーも初めてですが、トイレを設置したのも初めてです。トイレを設置すると車両基地などに処理設備が必要ですから、京急はかなり力を入れています。
そして、ついに今回の京王5000系ではリクライニングシートの採用です。設備的には本格的な特急用車両と同等になってきました。
今後、どのようなL/Cカーが出てくるかわかりませんが、またさらにグレードアップしてくるのでしょう。今後も楽しみです。
おわりに
L/Cカーが営業列車用として初めて登場したのは関西の近畿日本鉄道でした。1996年に従来型通勤車両の2600系を改造した車両として登場しています。
大阪近郊などの混雑する路線に使用するときはロングシートで、乗客数にゆとりのある運用ではクロスシートで使用されました。
関西はJRの新快速をはじめ、乗車券のみで乗れる列車もグレードが高いですから、近鉄はL/Cカーで対抗したんですね。
近鉄では改造車、新造車を含めて多数のL/Cカーが活躍しています。
関東では今まで通勤型車両しか走っていなかった路線にも、どんどん投入されています。
混雑の激しい朝夕のラッシュ時に、L/Cカーを使った有料列車が走るのは利用者としてはとても助かります。混雑する時間でも快適に座って電車に乗れるのはうれしいですからね。
専用の特急型車両を用意するのがむずかしい通勤路線には、このL/Cカーは適していると思います。
使い勝手が良いこのL/Cカー、今後も新しい車両が出てくるんだろうと思いますが、どのような車両が登場するか楽しみですね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!