Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道108  【近鉄8600系】グリーンマックスからHQエコノミーキットで発売! そのほか新商品多数

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

今日、外は春の嵐みたいな感じです。気温はそこそこ暖かかったのですが、風が強いです。外を歩いているとき、ぼやぼやしていると風で体を持って行かれそうです。

 

こうして日に日に春が近づいてくるんでしょうね。

 

 

グリーンマックスの新商品について

 

先日は鉄道模型メーカー、グリーンマックスから新商品の発表がありました。

 

最近はお値段が上がってしまって、なかなか手を付けることが難しくなってきたグリーンマックスの商品ですが、ときたま発売されるキット形式のものは、値段的には比較的手を出しやすいものが多いです。

 

最近は完成品の発表が殆どで、キットはほんのわずかと言った感じだったのですが、今回は比較的多めの発表となりました。

 

その発表されたキットの中で、気になるものがありましたので記事にしてみたいと思います。

 

 

国鉄クモハ11形400番台/クハ16形400番台 2両編成セット

 

グリーンマックスホームページより ↓

www.greenmax.co.j

 

 

価格:4510円(税込み)

発売時期:6月以降

 

 

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国鉄クモハ11とクハ16は、かなり以前になりますが、国鉄時代に活躍していた旧型電車です。

 

片側3扉の16m級ボディを備えたロングシート車で、首都圏や関西圏を中心に活躍しました。関東では同系列の両運転台のクモハ12は有名でしたね。

 

 

製品は板状キットでの発売です。付属のパーツやサードパーティ製のパーツを使って、色々なタイプの車両を制作することが出来そうです。

 

最近のキットなので、動力ユニットは「コアレスモーター動力ユニット」に対応します。これはもう定番になりましたが、超スロー走行ができる優れものです。

 

また、付属の床下機器パーツも、新規品を採用するそうです。

 

小型の国鉄車両がお好みの方には、嬉しい車両ではないでしょうか。

 

 

近鉄8600系(前期形・後期形) 4両編成ボディキット

 

グリーンマックスホームページより ↓

www.greenmax.co.jp

 

 

価格:6380円(税込み)

発売時期:7月予定

 

 

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近鉄8600系は京都線奈良線向けに昭和48年より製造された通勤型車両です。

 

車体は20m級の4扉車で、4両編成と6両編成が製造されました。ちょうどこのころは通勤電車にも冷房装置が搭載され始めた頃で、近鉄8600系も新製時より冷房装置を搭載しています。

 

 

模型は未塗装のハイクオリティエコノミーキットとしての発売です。これはクオリティの高い製品群なので発売が楽しみですね。

 

セットは4両編成分のパーツが含まれ、別売りの下回りキットを組み合わせることで、走行化する事が出来ます。また、ヘッドライトユニットも発売され、これを組み込むことにより、夜景を楽しむこともできます。

 

製品は添付パーツの選択により、前期型と後期型を選んで製作できるそうです。

 

ハイクオリティキットと言う事もあり、欲しい商品ではありますが、床下セットやヘッドライト、室内灯を組み合わせると意外と高額になります(完成品と変わらない?)。

 

しかし、組み上げたときは嬉しいでしょうねぇ。欲しい車両ではあります。

 

 

JRクモヤ145形0番代・100番代 2両ボディキット

 

グリーンマックスホームページより ↓

www.greenmax.co.jp

 

 

価格:4400円(税込み)

発売時期:7月予定

 

 

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クモヤ145は当時、各地に多数在籍していた旧型国電改造の事業用車両の置き換え用として、当時廃車が始まっていた101系電車のモーターや、台車などの走行装置を流用して登場した車両です。

 

主に車両基地内の入れ替えや工場への車両輸送、緊急時の救援用に使用されました。日本全国の直流電化区間で活躍しましたが、JR化後は列車編成の固定化などにより、活躍の場が少なくなり廃車が進められました。

 

 

模型は近鉄8600系同様にハイクオリティエコノミーキットとして発売されます。その為、製品として高い完成度が期待できます。

 

このキットは2両組で、0番台と100番台が1両づつ製作可能になっています。別売りの床下台車セットを組みあわせると、走行化を行うことが出来ます。

 

また、この車両にも専用のライトユニットが発売されるので、これを組み合わせるとヘッドライト、テールライトを点灯させることが出来ます。

 

このキットで嬉しいのが、塗装がし易そうなことです。ツートーンカラーのクモヤ145ですが、前面の黄色い警戒帯の部分が別パーツ化されるそうです。その為、マスキングをせずに塗装が可能なので、缶スプレーで手軽に塗装できそうですね。

 

また、ハイクオリティキットなので、部品はかなり繊細な出来でしょう。カプラーをTOMIXのTNカプラーにしたりすると、かなり精密なカッコ良いモデルになりそうです。

 

 

この商品も色々なパーツを購入すると、意外と高くつきそうですが、組み立てた時の満足度は高そうです。わたしとしてはこれは購入候補ナンバーワンですね。発売が楽しみです。

 

 

国鉄キユニ28形郵便荷物気動車

 

グリーンマックスホームページより ↓

www.greenmax.co.jp

 

 

価格:4840円(税込み)

発売時期:6月以降

 

 

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キユニ28は老朽化したキハ10系の郵便荷物車の置き換え用として、昭和53年から製造された車両です。

 

当時の国鉄は大きな赤字を背負っていたため、車両の新造を進めることが厳しい状態でした。

 

その為、この車両は当時急行列車の廃止で余剰となっていた、キハ58系のグリーン車キロ28のエンジンや変速機、台車などの走行装置を流用して製造されました。

 

キユニ28は改造車ではありますが、車体のデザインはその当時に新造されていた、キハ40系と同等になっています。

 

この車両、本州以西で使用されましたが、昭和62年の国鉄の分割民営化までには全車が廃車されてしまいました。ちょうど鉄道郵便輸送が縮小されたタイミングでもありました。

 

 

模型は一体ボディの未塗装キットで発売されます。1両単位での発売なので購入がしやすいですね。

 

キットはボディの他に床下機器類や、台車まで含まれたトータルキットの形を取ります。

 

動力ユニットは含まれませんが、動力化したい方向けにコアレスモーター動力ユニット用の、台車枠と動力ユニット取り付け用のアダプターが製品に含まれます。

 

塗装が難しいガラス類は、印刷済のパーツとしてキットに含まれます。これも作りやすくて嬉しいところです。

 

ハイクオリティシリーズではないので、ライトユニットが対応していないのは少々残念なところですかね。

 

未塗装キットですが、首都圏色で組むのであれば単色塗装ですので、手は付けやすいかなと思います。

 

 

なお、気動車の新商品としては、同時にキハ23とキハ22が同様なキット構成として発売されます。

 

 

おわりに

 

昔から鉄道模型を弄っているわたしとしては、グリーンマックス社はキットのメーカーというイメージを未だに持っています。

 

塗装済キットをはじめお手軽な価格で作る楽しみを味わえる、良質な模型を販売していたメーカと言ったイメージです。

 

そんなグリーンマックス社ですが、今は高いクオリティを持った完成品車両がメイン商品となりました。キット商品はあんまり新製品が出てこないですよね。

 

なので、今回のように立て続けにキットの新商品を発売してくれると、とても嬉しくなってしまいます。特にハイクオリティエコノミーキットが、同時に複数販売されるのはとてもワクワクしてしまいます。

 

 

今回ご紹介した新商品(わたしの好みの車両だけですが)、すべて欲しいところですが、製作時間の確保とお金の確保を考えると、全部購入するのは難しそうです。

 

 

この中で近鉄8600系はとても魅力的に思えたのですが、無塗装モデルなのであの塗分けを考えると製作のハードルが高いですね。でも単色時代を再現すればそうでもないか。

 

クモヤ145とキユニ28は手を付けやすそうです。特にキユニは他の気動車と連結して使用していたので、1両でも問題ないですね。カプラーをTN化して、TOMIXの気動車群の先頭に立たせたいところです。

 

 

しかし、今回の新商品はどれを買おうかワクワクしてしまいますね。発売が楽しみです。おそらくどれかは買うと思います(キットなので完成がいつになるかは??ですが)。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!