Koedoしゃちょーのおさんぽ

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鉄道107 【485系特急電車】TOMIXからバリエーションモデルが発売 1500番台「はつかり」

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

国鉄時代の代表的な特急電車として、485系電車があります。日本全国、北は北海道から南は九州まで、幅広く活躍した国鉄を代表する特急型電車です。

 

現在ではほとんどの車両が引退し、イベント用にほんの少しが生き残っているだけですが、いまだに人気のある車両ですよね。

 

そんな485系電車は、当然のように鉄道模型でも人気がありますね。

 

 

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TOMIXから485系1500番台「はつかり」が発売!

 

485系電車は鉄道模型大手の各社から発売されていますが、なかでもTOMIXはクオリティの高い、HGシリーズの商品として発売されています。

 

様々なヴァリエーションがある485系ですが、TOMIXではいろいろなタイプが発売されています。

 

オリジナルタイプのボンネット型から始まり、貫通型先頭部を持つ200番台、電気釜と呼ばれた非貫通型先頭部の300番台、1000番台とほぼフルラインナップで揃っています。

 

九州の赤いタイプや、東北の3000番台など、改造車・塗色変更車も発売されていました。

 

そのTOMIXの485系シリーズから、北海道用に製造され後年は東北地区で活躍した、1500番台車が発売されます。

 

 

TOMIXのホームページから引用 ↓

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今回の485系1500番台は、「東北新幹線開業40年」記念の一環で発売されます。

 

これは東北新幹線を間に挟んで、東京(上野)~北海道(札幌)までの区間を、結んでいた車両を順次発売していくものです。

 

東北新幹線は昭和57年の開業当時は、大宮駅~盛岡駅までの運行で、盛岡駅青森駅の間については在来線特急が活躍していました。

 

この在来線区間は485系および、583系を使用した特急「はつかり」が運行されていました。

 

今回はこの「はつかり」で使用されていた、485系が1500番台を中心とした組成で発売されます。

 

発売される車両は東北新幹線開業直後の9両編成で運行されていた頃の姿で、485系1500番台を中心に、初期型や181系から改造されたグリーン車を組み込んだ、ヴァリエーション豊かな編成です。

 

485系1500番台は北海道の極寒冷地向けに耐寒大雪構造を強化した車両で、先頭車は電気釜スタイルの非貫通型ですが、降雪時の視認性を強化するためにヘッドライトが一つ増設された4つ目ライトの外観が特徴です。

 

その他にブレーキが強化された台車(後に通常の台車に交換)、通常の485系とは異なる床下機器の配置など、雪に対する対策が強化されていました。

 

模型の販売形態は車両セットの形で、6両の基本セットと3両の増結セットでの発売です。どちらもプラケースに収納されて発売されます。

 

 

基本セット(6両)

 

485系1500番台(先頭車を含む)と、初期型モハユニット(キノコ型クーラー搭載)を組み合わせた6両セットです。

 

モーター付き車両はこのセットに入ります。モーターはいままでとは異なり「モハ485」に組み込まれます。

 

1500番台は豪雪地域を走るために、特に台車に装備されたブレーキが特徴的でした。台車形式ははDT32、TR69なのですが、新造時は両抱き式ブレーキを採用していました。その為、結構ゴツイ形状をしていました。

 

なお、東北に転じてからは台車が交換され、通常の片押式ブレーキとなっています。製品はこの台車交換後の形を再現しているそうです。

 

また通常の485系とは違う、床下機器の形状もきちんと再現されるとの事です。

 

 

増結セット(3両)

 

モハ1ユニットとサロ481 1500番台が入ります。サロ481 1500番台は、181系特急電車から改造された車両です。

 

増結セットで注目の車両は、グリーン車のサロ481ですが、これは181系直流特急電車のサロ181 1100番台を改造したものです。

 

181系がベースとは言え、もともとサロ481 1000番台と同様の車体で新製されていた車両なので、485系に組み込まれても全く違和感はありません。 

 

唯一変わっている点としては、サボ受けが付いている事でしょうか。181系は側面の電動方向幕が装備されていなかったので、このサロも他の車両に合わせサボ受けが付いていました。

 

なお、485系化後は電動方向幕が使用されるようになったので、サボ受けは利用しなくなりましたが、以降もそのまま残されていました。

 

 

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おわりに

 

わたしは485系電車を良く利用していたこともあり、485系には特別な思いがあります。特に新幹線開通前の東北特急にはかなりお世話になりました。

 

東北新幹線開業後に東北特急が削減された後も、仕事で全国へ行きましたので、その際にも(北陸地方や九州地方が多かったですね)、この485系に何度もお世話になりましたね。

 

そんな事もあり、485系はわたしの中ではとんでもないレベルの名車です。実車はそのほとんどが廃止されてしまいましたが、模型ではまだまだ第一線で活躍することが出来ます。

 

わたしはTOMIXの485系については、オリジナルタイプ(ボンネット、200、300番台、1000番台)を中心に複数所有しているのですが、この1500番台セットもぜひ導入したいところですね。

 

ちょっとお値段が張るのが痛いところではありますが・・・前向きに購入を検討しようと思っています。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!