みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日から東京をはじめとする4都府県に緊急事態宣言が発令されました。今回は以前より強めの規制を行うようですが、どこまで効果が出るでしょうか。
かなり人出が増えていますので、どこまで感染者数を減らせるかが気になります。
東武鉄道 10000系
本日は東武東上線の10000系通勤電車をご紹介します。10000系は鉄道模型も所有しております。
東上線の10000系はすべて10両固定編成で4本が配置されています。数が少ないこともありなかなかお目にかかれません。
10000系は1983年に最初の車両が登場しました。地上専用の標準車として1988年に改良型の10030系が登場するまでに118両が製造されています。
車体は軽量ステンレスで無塗装仕上げ、アクセントにロイヤルマルーンの帯を入れています。全長は20m、全幅は2874mmで私鉄車両としては大きめの車体です。
車体構造は基本的には9000系のものを踏襲していますが、分割併合を考慮して先頭部の貫通扉が中央に設置され、併結時に通り抜けができるようになっています。
車両性能的には9000系ほどの加速性能を必要としないため、MT比を1:1としモータも出力を落として複巻電動機の140kwとしています。
制御装置は界磁チョッパ制御、制動装置は電気指令式になりましたので、9000系より性能を落としたとはいえ、今までの東武鉄道の一般型車両に比べるとだいぶ高性能になっています。
東上線所属車の車内です。東上線の車両は大規模修繕が行われていないのでほぼ新造時の状態をキープしています。
扉間は7人掛けのロングシートで、未更新車ということもあり袖仕切りはパイプ状となっています。パイプの袖仕切りは今では少なくなってきました。
車内照明は蛍光灯で、防犯カメラは設置されていません。
扉はステンレスの無塗装でこのころの関東の車両では標準的でした。今の新車ではほとんどなくなりました(JRの2階建てグリーン車など少数は残っています)。
車端部のシートは4人掛けとなっており、各車に貫通扉が設置されています。写真は寄居方向ですが池袋方向の車端部のシートはシルバーシートです(10号車のみ寄居方向がシルバーシート)。
撮影した車両は7号車のサハ14000型ですが、隣の6号車のモハ15000型とは床の色が異なっています。
これはこの編成が新造当時は8両編成で製造され、数年後2両を新造して増結されたためです。すでに10030系に移行された後に増結車が新造されたので、この車両は床の色が10030系と同様になっています。
扉間の7人掛けシートです。新造時は金茶色のシートでしたが、途中から黄緑色のシートに交換されました。
広告

- 価格: 2786 円
- 楽天で詳細を見る
おわりに
10000系は大多数が本線系統に配置されています(78両)。本線系の車両は全車に大規模修繕が行われていますので、東上線用の車両とは内装はだいぶ異なります。
東上線用の10000系は大規模修繕が行われていないため、今後はどうなるのでしょうか。40両と少数なので代替車が入ることになったらそのまま廃車ということもあり得そうです。
また本線の10000系も最近になり、2両編成の車両がワンマン仕様に改造され館林地区へ転属しています。
これまであまり動きの多くなかった10000系ですが、今後はいろいろと動きが出てくるかもしれませんね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!