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Koedoです。
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今回は開通が議論されている熊本空港アクセス線についてです。

※写真ACより引用
熊本空港は熊本県の玄関口となる空港で、関西、中部、関東エリアへの国内線と、韓国、上海、台湾、香港への国際線が就航しています。
台湾の半導体メーカTSMCの工場の最寄の空港もこの熊本空港です。
しかし熊本空港は高速道路や鉄道の乗り入れは無く、特に需要の多い熊本市内へのアクセスに問題がある状態です。
現状例えば熊本市内へ行くのには空港バスを使うか自動車を使うかしかないのですが、空港へは一般道路しかないので市内へ行くのに相当な時間がかかり、大きな問題を抱えています。
その為このアクセスの悪さを改善する為に、近くを走る豊肥本線から支線を分岐させ、熊本空港に直接乗り入れをさせる計画があります。

その予定されているアクセス鉄道は、JR豊肥本線の肥後大津駅から分岐し、熊本空港までの6.8kmを結びます。
短距離とは言え鉄道を敷設するには大きな費用が発生します。
熊本県で事業費を再見積もりしたところ、近年の物価高騰により1.5倍に事業費が高騰しているとの事、6.8kmの敷設に610億円の費用が見込まれるそうです。
これだけ見ると実現は厳しそうですが。
しかし需要予測も当著予想より130%以上増加しているとの事、これは工事費が上がったとしても完成後の収入が増えると言う事です。
収入が増えるのであれば実現の可能性が出てきますね。熊本県では2027年から工事着工し2034年には開業にこぎつけたいと考えているようです。
わたしも何度か熊本空港を利用しましたが、空港を出て市内へ向かうのに結構なストレスがありました。
比較的高頻度で運行する空港バスを利用しましたが、空港バスは全区間一般道路を走るので、市内へ行くのに相当な時間がかかります。渋滞や信号待ちもかなり多かったです。
所要時間は熊本市の中心地まで概算50分、熊本駅までは60分以上の時間がかかります。
わたしが空港バスを利用して桜町のバスターミナルへ行った時は、道路混雑もあり60分以上の時間がかかりました。
この時えらい時間がかかったのでその次の訪問時はバスを途中で下車し、市内電車の電停まで15分ほど歩き市内へ向かった事もあるくらいでした(この時は乗り鉄を兼ねていました)。
また混雑する時間帯だったのかもしれませんが、バスもかなりの混雑で座席はすべて埋まり補助席まで使用している状態、沿道の一般需要を拾っていることもあるかと思いますが。
熊本市は人口70万人を抱え、それにプラスしてTSMCのような先端企業の誘致、新幹線も通るような大都市です。
これだけの規模の街ですから需要の多い空港アクセスの改善は急務でしょう。鉄道はこういった大規模な輸送は得意です。
素人目から見てもかなり需要が大きいのではないかと思いましたので、このアクセス鉄道計画が実現すると良いと思っています。
※追記
昨日このような記事を見つけました。実現するようです!
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