みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日でJR東日本最後の国鉄型特急車185系が引退します。40年間、東海道線を中心に関東一円を走り続けました。「ムーンライトながら」にも使用され名古屋まで乗り入れていたこともあります。
デビュー当時は特急らしくないとか、さんざんなことも言われましたが乗ってみると快適で良い車両でした。わたしは結構好きでしたね。
とにかく長い間お疲れさまでしたと言いたいです。なお、あと少し臨時列車としては走るようです。定期便では今日で最後になりますが、全車引退までには乗っておきたい車両です。
つくばエクスプレス TX-1000系 に乗車
3月11日は仕事で埼玉県の八潮市へ行ってきました。もよりはつくばエクスプレス「八潮」駅です。八潮駅までTXー1000系(写真あり)およびTX-3000系に乗車しました。
今回はTX-1000系について車内を中心にご紹介します。
TX-1000系 車内
つくばエクスプレス開業当初から使われている、TX-1000系電車の車内です。全長は20000mm、車体幅は2950mmあります。寸法はJRのワイドボディ車(E233系など)と同等です。在来線車両としては最も寸法の大きい車両です。
車内に入るとかなり広々とした感じがありますね。実際に広い大きな車体ですが、床にデザインされている模様も、そう見せる一助になっているのでしょう。
インテリアは白を基調としたもので清潔感があります。車内の清掃も行き届いているので、なおさら清潔感を感じます。
ドア廻りはシンプルです。ドア一つおきに車内案内装置が付けられていました。行先や列車種別、駅の案内が表示されます。案内表示器がついていないドアの上には、つくばエクスプレスの路線図が掲示されています。
天井の構造は中央に補助送風機の横流れファンがついており、照明、冷房の吹き出し口がついています。最近では一般的な構成です。
照明は直管式のLED照明が使用されていましたので車内は明るいです。
メカニズム
車両は兵庫の川崎重工で製造されました。日立製作所が開発した「A-Train」のライセンスだそうです。
「A-Train」は関東でも東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道などが採用しており、静かで乗り心地が良い車両です。このTX-1000系も「A-Train」ベースと言う事もあり、静かで乗り心地の良い車両でした。
TX-1000系の先頭部側面と台車廻りです。130kmと言う高速運転を行うので、振動を減らすためヨーダンパがついています。つくばエクスプレスは軌道の状態も在来線では最高レベルなので、乗り心地はすこぶる良いです。
しかし、車体の形状と言い台車廻りと言い、いかにも速そうですね。通勤電車ぽくないです。
制御装置はIGBT素子を使ったVVVFインバータ制御で、1台の制御器につき190kwのモーターを2台制御します。故障時の運行停止を防ぐため2台制御だそうです。
つくばエクスプレスはいまのところ全列車が6両なので、動力車が少なめですからこういうやり方で冗長性を取っているのですね。
おわりに
今回は行きはTX-1000系、帰りはTX-3000系に乗車しました。TXー3000系は混雑していたこともあり、車内写真は撮れなかったのが残念でした。いつかまたリベンジしましょう。
TX-3000系は開業時から使用している、TX-1000系、TX-2000系に比べるとだいぶ優しい前面デザインになりました。性能は進化しているようですけどね。
つくばエクスプレスが開業し、以前は遠い印象があった茨城県つくば市がグンと近く便利になりました。つくば市はビジネス用途が多い街なのですが、以前は高速バスがメインでした。
また、つくばエクスプレスの沿線はとても人気があるそうで、沿線の人口も増えているそうです。それに合わせつくばエクスプレスの利用者数もどんどん増加しています。
そのため、ラッシュアワーを中心に混雑が激しくなっているため、現在の6両編成を2両ふやして8両編成にする計画が進められています。
車両だけでなく地上設備も改良する必要があるので、8両化まであと数年はかかりそうですが、早く実現するといいですね。何しろこの時期ですら混んでましたからねぇ。
新しい路線ですから、同時に駅の周りを中心に再開発が進んでいます。本日は八潮駅を利用しましたが、この駅も駅の周りもとてもよく整備されていました。
他の駅の周りも整備が進んで利用しやすくなっているので、これは住みたい人が増えるのも当然だなぁと思いました。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!
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