みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日はお花見も兼ねて浅草へ行ってきました。その際、久しぶりに乗りたいなぁと思っていた列車に乗車しました。
浅草へ ↓
東武特急スペーシアに乗車 やっぱりこの電車凄い!
乗りたかった列車は、東武100系スペーシア。この列車はわたしはしばらくご無沙汰でしたが、久しぶりに乗車しました。
乗車して改めて感じましたが、やはりこの電車凄い!
在来線ではトップクラスのハイスペック特急列車です。
今回は東武スカイツリーライン春日部駅から、とうきょうスカイツリー駅まで乗車します。
乗車する列車は「きぬ118号」、乗車時間は28分、特急料金は520円です。短い時間ですがスペーシアを満喫します。
※乗車した列車ではありません。
東武100系スペーシアは、1990年に登場した、東京と日光・鬼怒川を結ぶ東武鉄道のフラッグシップ特急です。
東武の日光・鬼怒川特急は運転開始時から豪華な車両が売りで、スペーシアもその豪華さを受け継いでいます。
普通席はJRのグリーン車並みのシートが並びます。大型のシートは包まれるような座り心地です。
シートピッチも1100mmととても広く、これもJRの特急のグリーン車並みです。
また、編成には4人用の個室もあり、JR直通特急に使用される際は個室はグリーン車として取り扱われます。
この日は列車が少し遅れており、春日部駅をなかなか出発しません。ようやく出発した時は5分遅れ。しかし5分間、余分にスペーシアに乗れるので、逆に嬉しいです。
しかし、乗車して驚くのはその静粛性です。この日は気候が良く空調が低速でしか動いていない事もありましたが、車内はとにかく静かです。付近の座席に座っている人の声が、はっきりと聞こえるほど。止まっている時の静粛性はものすごいです。
ちょっと逆光になってしまいましたが、シートを撮影しました。大型のシートにはフットレストも備え付けられており、硬すぎず柔らかすぎず座り心地は良好です。シートカラーはブルーを基調としています。
新しい500系リバティも、シートは青系になっていますね。東武の特急列車は青系の内装にしているのでしょうか。次のN100系はどうなるのか楽しみです。
スペーシアの強い流線形が特徴のフォルム。いかにも速そうです。
スペーシアの最高速度は130km(営業運転上は120km)です。6両編成で全車両がモーター(1台当たり150kw!)付きの強力編成です。実際にはもっと出るとか出ないとか。
制御装置は当時としては特急型車両として、数少なかったVVVFインバータ制御(GTO素子使用)を採用しています。
列車が動き始めると豪快なモーター音を伴って加速して行きます。車体の静粛性が高いので、加速時のモーター音は多少耳に入りますね。これは初期のインバータ制御でもあるので、仕方ないところでしょう。
その代わり惰行状態に入ると恐ろしく静かになります。車体自体は床を二重構造にするなど、音に対する対策を徹底して行っているそうでその効果が表れます。
私鉄最長の複々線区間を走行する時など、100km以上の速度が出ているとは思いますが、スピード感を感じないです。
この車両の停止時からの動き出しは、特急電車ですので地下鉄車両のような出足の良さはありません。むしろ動き出しをゆっくりにして、快適性を優先させています。
その代わり中間加速(40kmくらいでしょうか)からの加速がすごいです。加速を始めると、あっという間に高速域に達します。これは通勤電車では味わえない感覚です。
また、高速域(80kmくらい)から加速が出来るのも凄い!高速走行時でも惰行状態から加速をする時がありますが、この時も背中にGを感じるほど。パワーがすごいです。
春日部駅から都内へ行く場合は、通常は通勤電車に乗車します。いつもは長く感じるこの区間が今日はアッと言う間に到着してしまいました。
もっと乗っていたかったですね。これだけ快適さを満喫出来て、520円の課金で乗車可能です。コスパ良しです!
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おわりに
スペーシアもデビューしてから30年以上が経過しました。乗ってみると多少古さは感じますが、それでもまだまだ活躍できそうだなと思えました。
性能は今でも一線級です。とは言え30年前のVVVFインバータ車ですから、保守はやはり難しくなっているんでしょう。
しかし、そのデザイン、内装の豪華さ、そして存在感は今でも色あせていないと感じました。その証拠に一般の方を含めて、スペーシアが来ると視線が列車に向かいますからね。
もう一度機器や内装の古くなった部分をリフレッシュすれば、まだまだ活躍できるんじゃないかと思いますね。
わたし個人的には名車と呼べる電車ではないかと思います。製造から年数は経っていますが、これからも活躍してほしい車両です。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!