みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今週は3連休ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
わたしはと言うと、自宅の庭を見てため息をついております。「芝が伸び放題だな・・・」。
今日は3月下旬、暖かくなってきたので芝刈りをするのにはちょうど良いでしょう。なのでどこかへ出かけようかと思っていましたが、それは後回しにして芝刈りを行うことにしました。
しかし、芝刈り機の調子が悪く(メンテナンスしてなかった💦)出足をくじかれました。そんなこんなもあり今日は半分しかできず、残りは明日以降に持ち越しです。
残りもなるべく早めにやろう!
東武特急スペーシアに初の廃車か?
東武鉄道の看板列車100系スペーシアですが、遂に廃車が出てしまったようです😖
いろいろなブログやネットの記事を見ていると、3月18日に北舘林に回送をされたそうです。まさか、スペーシアが!と、思いましたよ。
噂では度々ありましたけどね。本当に廃車とは。
ただ、実際に解体場所まで回送をされると、廃車になったという実感が出てしまいます。つくづく残念でした。
下今市駅で撮影した100系スペーシア(今回廃車された編成ではありません)
今回、廃車回送されたのは104Fですが、1990年に新造されたので今年で32年間活躍したことになります。
まだまだ、新しいと思っていた東武鉄道の100系スペーシアですが、すでに30年選手だったのですね。
しかし、この車両新造されて30年経過したとは思えないです。その存在感は新型特急車両と比べても遜色がありません。それどころか上回っているところも多いのでは。
東武鉄道の日光特急は小田急電鉄のロマンスカーとともに、関東私鉄を代表する特急電車です。そのため東武の日光特急は以前から、水準を上回る豪華車両が投入されてきました。
スペーシアの前任となるデラックスロマンスカー(DRC)1720系も、とても豪華な車両で普通車のみの編成でありながら、当時の国鉄のグリーン車並みの内装設備を誇っていました。
スペーシアもそれを引き継ぎ、デザイナーがデザインした豪華な内装やシート、そしてグリーン車並みの広いシートピッチを備えています。
しかし、この不況下ではその豪華さが災いになったのかもしれません。東武日光特急も以前のように観光輸送だけではなく、東京への通勤輸送へとシフトして行っています。
通勤輸送に使用するのであれば乗車定員が多いほうが望ましいです。もう使っていないビュッフェなどのデッドスペースがあり、豪華な内装のため乗車定員が少ないスペーシアでは厳しいのかもしれません。
この3月の改正からはスペーシアを使用していた列車の一部が、500系リバティに変更されています。100系から500系に運用を持ち変えれば、同じ6両編成であれば定員が30人程度増えますから、こちらのほうが通勤輸送向きですしね。
DRCカラーの100系スペーシア
このコロナ渦での経済の減衰、それに伴う公共交通機関の利用者減、ロシアの戦争など日本の経済に大きな影を落としています。
売上、利益が下がってくれば民間企業である私鉄は、コストを削減せざるを得ません。
鉄道会社としては車両を保有しているだけで、かなりのコストがかかります。修理や検査などの保守費用、車両に籍があるうちは固定資産税などの税金もかかってきます。保険料もありますね。
ですので運用を賄えるだけのギリギリの車両数で、列車を運行したいということになります。
今回の3月12日に日本の鉄道各社で行われたダイヤ改正は、東武鉄道を含めて各社とも減量ダイヤとなりました。減量されたその中にはスペーシアの運行本数減が含まれていました。
いまでも休日は混雑をしている東武の日光特急ですから、週末輸送用に廃車はないかなとも思っていたので今回の廃車は非常に残念でした。
100系スペーシアは非常に人気の高い車両でもあり、500系が登場しても東武のフラッグシップであることには変わりがありません。JR直通特急など100系にしかできない仕事もあります。
残っている車両のこれからの活躍を期待します。
おわりに
東武鉄道では今年は新型のN100系特急電車がデビューすることが決まっています。今年中に車両がデビューし、来年から運行開始といった感じでしょうか。
N100系は6両編成4本24両がデビューします。スペーシアは1本廃車後も48両在籍しているので、そのすべてをN100系で置き換えることはないでしょう。
とはいえ製造からすでに30年以上経過したスペーシア。今後はどうなるかわかりません。500系とN100系を増備して置き換えという可能性も無きにしも非ずです。
この100系スペーシア、今であればまだ比較的楽に乗車が可能です。わたしもまだ乗れるうちに乗っておこうと思います。
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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!