みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今日は名古屋鉄道のなつかしい旧型車両3730系のご紹介です。鉄道コレクションの2両セットを発売されてすぐに購入しました。2010年発売のモデルです。
旧塗装と新塗装(スカーレット)が発売されましたが、わたしは新塗装のほうを購入しました。
名古屋鉄道と言えばイメージするのはスカーレットのボディという方が多いのではないでしょうか。わたしもそうです。
このころの鉄道コレクションはお値段が安く、このセットも2両で定価1800円でした。今の製品と比べるとだいぶお安いです。もっともディテールもそこそこではありますが。
名古屋鉄道 3730系
3730系電車は1964年に前作の3700系の改良型として製造されました。名古屋鉄道のこの時代の3700台の形式が付く車両は、木造車体のHL車の走行装置を流用して製造されています。
3730系はモータ付き車両の「モ3730」型とモータなし車両の「ク2730」型の2両編成です。
走行装置は旧型車両のものを流用していますが車体は新造されています。客用扉は3700系と異なり両開きとなっています。
※パンタグラフはPS13を取り付けていますがどうやら違うようです。TOMYTECのHPをみたら類似品ですがPG16とありました。交換が必要ですね。
以前の3700系に比べ高運転台になり近代化したデザインの車体が特徴です。運転席と助手席の窓は高い位置につきましたが、貫通扉の窓は低運店台車と同じようなサイズです。
なんかちぐはぐな感じのする前面ですがそれが面白いです。
モ3730型の側面です。
車体は17m級で一般車でありながらも片側2扉となっています。2扉はこのころの名古屋鉄道では標準でした。
反対側の側面です。
鉄コレの床下機器は他製品の流用です。AK3コンプレッサがついているので旧型車の雰囲気はありますが、実際の3730系のコンプレッサはDH25でした。
ク2730型の側面です。
モデルとなった3762+2762は新造時はロングシートでしたが、一時期転換クロスシートに改造された時期がありました。しかし、末期はロングシートに再度戻されています。模型はロングシート時代のものです。
ク2730型の反対の側面です。
このモデルは塗装に強いつやがあります。実車はこんなにつやつやしてたっけと思うくらい。
両車の背面です。
カプラーは交換しておらず、発売された時の状態です。
屋根の構造
冷房装置がない車両ですので多数のベンチレータが並んでおります。今の車両は冷房装置で換気を行いますからベンチレータがない車両が多いですね。
走行化について
この模型は現在は動力ユニットは組み込んでいません。そのため単独で走行することはできません。
しかし、支線区で短編成で活躍していた車両なので、2両編成で走らせても絵になります。そう考えると動力ユニットを組み込んでもいいかもしれません。
現時点で動力はありませんがパンタグラフと車輪は交換してあります。走行させないのなら車輪は交換しなくてよかったかも。
下回りの塗装もしていない状態、カプラーもそのままです。動力を組み込むのならこのあたりにも手を入れる必要がありますね。
おわりに
名古屋鉄道の3700番台車両HL車は、小型の75kwの電動機を使ったMT比1:1の車両でした。
有名なパノラマカーなどの新系列電車は電動機出力こそ75kwで同一ですが、全電動車方式なので高性能です。出力だけ見ればHL車はパノラマカーの半分です。
高性能車の中に混じって3730系も支線直通の特急列車などにも使用されたそうです。
平坦路でもあまり速度は出なかったようですが、軽量な車重もあって支線区では使いやすかったのでしょうね。
今の電車の半分くらいのパワーしかない車両が、特急などの列車で吊り掛けの音を響かせて走ってるなんて見てみたかったです。
当時はまだ吊り掛け車がはばを利かせていた時代、今では考えられないです。すごかったですね、そんな姿をまた見てみたいなんて思ってしまいました。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!
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