みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日の地震で一部区間運休中の東北新幹線の再開が決まりました。2月22日から仙台~一ノ関間、24日から残っている那須塩原~仙台間が復旧し全線開通となります。
開通後も徐行運転を行う為、通常より時間がかかるとの事。また、運行本数も3分の2ほどになるそうです。それでも新幹線が開通する利便性は計り知れませんね。
しかし、2月13日の地震から10日少々で回復です。JR東日本と作業会社は昼夜を問わず作業をしていたのでしょう。その努力に敬意を表します。
なお、伝説の特急「ひたち22号」は2月24日まで運転するようです。
鉄道コレクション 名古屋鉄道6000系 3次車 蒲郡線ワンマン仕様
昨日に続き名古屋鉄道6000系をご紹介します。
今回の車両は名古屋鉄道6000系3次車のワンマン仕様です。鉄道コレクションで発売されたこちらの車両は蒲郡(がまごおり)線と西尾線で使用されています。
この3次車は昨日ご紹介した5次車とは側面の構造が大きく違います。大型の固定窓となっており、当時の通勤電車では珍しい存在でした。
名古屋鉄道6000系は、朝夕のラッシュ時に混雑に対応できる車両として、1976年に最初の車両が登場しました。
それまで名古屋鉄道は2扉のクロスシート車の増備を進めてきましたが、さすがに通勤ラッシュに対応できなくなり、6000系は名古屋鉄道では久しぶりの3扉の車両となっております。
このころの日本の鉄道会社は、各社とも混雑対策の為にロングシート車の導入を進めていました。その中でも名古屋鉄道は車両の快適性にこだわり続け、ラッシュ対策対応の6000系にもクロスシートを採用しています。
6000系は通勤型車両としては初めての鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞した車両としても話題になりました。通勤車両でありながらもクロスシートを採用するなど、快適性が評価されたそうです。
正面のデザインは前に登場している7700系をベースにデザインされています。パノラミックウィンドウの穏やかな優しい表情です。
中間連結部は各車とも貫通扉があります。3次車は両開きの扉ですね。その関係もあって連結部の通路は広めです。この当時の私鉄車両は車両間の貫通部が広めの車両が多いです(東武8000系や西武101系など)。
最近の名古屋鉄道では一部の先頭車のクーラーに車番が書かれています。ほかの鉄道会社ではあまり見られない特徴です。
名古屋鉄道の高性能電車はそれまでは全車両モータ付きでしたが、6000系は経済性も重視されるようになり、M車(モータ付き)とT車(モータなし)でユニットを組むようになりました。
T車を含むためモータは1台当たり150kwの大出力のものを搭載しています。制御装置は発電ブレーキ付きの抵抗制御です。この時代では標準的な構成となっています。
M車に制御装置、T車にコンプレッサーや電動発電機を搭載しています。台車はM車、T車ともS型ミンデン台車をはいています。
車両の全長は約19m、車体幅は2.73mとなっています。比較的大柄なボディですが幅は狭めでしょうか。クーラーは10,500kcal/hのものを各車3台搭載しています。
1980年代後半に蒲郡線がワンマン化されることにより、6000系3次車をワンマン対応改造をして投入することになりました。この車両は運転手が運賃の収受も行うので、車内には自動両替装置付き運賃箱が設置されました。
おわりに
6000系も初期の車両では製造されてから40年以上が経過しました。まだ、数多くの車両が活躍中ですが、今後は更新が行われていない車両を中心に廃車が進むそうです。
製品のモデルとなった6012編成は特別整備も行われていますからまだ活躍は見られそうですが、末長い活躍を期待したいですね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!
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