みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
台風14号が日本列島を襲っております。みなさまのお住いあたりは大丈夫でしょうか。ここのところ台風、豪雨の災害が多いのでとても心配です。
台風が通過する見込みの地域にお住いの皆さま、十分にご注意ください。
本日はPLUMの小湊鐡道キハ200中期型の製作を進めます。いよいよ下回りパーツにパワートラックと台車を取り付けます。
前回までの製作記はコチラ ↓
キハ200 製作記 その7
ここから走行化に対応した部分の製作を行います。そのため、説明書とは異なる手順で進めます。
- カプラーの取り付け
- パワートラックの取り付け
- モータ無し台車の取り付け
- ウェイトの取り付け
- 説明書の項番19へ進みます
今回使用するパーツ
今回使用するパーツは下記のとおりです。
- IMONカプラー HO-225
- 床下パーツ 項番16で組み立てたものとBパーツ
- Gランナー
- Eランナー
- パワートラック + DT22台車
- M2ネジ(M2-10、M2-8) M2ワッシャー 各1個
カプラーの取り付け
この作業では床板(室内側、室外側)2枚を使って作業を行います。ここは説明書とは異なる工程となります。
まずはIMONカプラーを組み立てます。構成される部品は4個なので簡単に組み立てられると思います。なお、IMONカプラーを取り付けるのはホロがある側だけとしました。
IMONカプラー(他社カプラーも同じですが)を付けると、キット付属の部品(胴受け、ATS車上子)の一部が取り付けられません。
できれば片側だけでもフルにパーツを取り付けたいものです。そのため連結できるようにするのは片側のみとしました。
ちなみにIMONカプラー自体のディテール、連結機能は素晴らしいものです。
床下(外側)に台車を受けるためのパーツを取り付けます。
ホロがある側の台車はパワートラックとします。そのためE12パーツを使います。反対側はモータ無し台車を使いますのでE11パーツです。
両方とも接着はせず床板に載せるだけです。
E11、E12パーツを取り付けると、このような感じになりますね。
次に室内側の床板を組み合わせます。
なお、組み合わせる前にIMONカプラー用の穴あけを行います。IMONカプラーを取り付けるのは、パワートラックの側(ホロ側)だけですので、穴あけはこちらだけです。
穴あけの箇所は床板の裏側に目印がありますので、目印を中心に2mmのドリルで開口します。
穴あけが終わったらBパーツ(床板、外側)と組み合わせます。接着は不要です。なお、パーツのずれを無くすためマスキングテープを使って仮止めしておきます。
カプラーの取り付けです。
M2-10ネジ → IMONカプラー → G18パーツ の順番で取り付けます。先ほど床板に2mmで開口しましたので、そこにねじを打ち込むイメージです。
カプラーが回らなくなるくらいまでネジを打ち込んでいきます。
カプラーの取り付けができました。しかし、このままではカプラーが台座ごと左右に振れてしまいますので、抑えのネジを打ち込みます。
G18パーツにもう一つの穴が開いています。この穴の中心に2mmのドリルを使って開口します。
開口したらM2-8のネジを打ち込みます。これでカプラーが振れなくなります。最後に2本のネジを増し締めしておきます。
念のためM2のナットを取り付けておきました。ただし、ネジだけでしっかりと止まっていれば不要だと思います。
パワートラックの取り付け
ここからはパワートラックを取り付けます。使うパーツは下記のとおりです。
- パワートラック(台車枠つき)
- ネジ(パワートラック添付品、3種類ある内の真ん中のサイズ)
- G17パーツ(ワッシャー)
パワートラックの上に床板を載せます。その上にG17パーツを載せます。その際、G17の窪みがある方が上になります。
パワートラック添付のネジで固定します。固定後パワートラックが左右に首を振るか必ず確認します。うまく首を振らないと走行させたときに脱線します。
ちなみにこの車両では調整なしで行けました。
モータ無し台車の取り付け
次に反対側の台車を取り付けます。使うパーツは下記のとおりです。
- 日光モデル DT22台車
- 日光モデル 木製床板用センターピン
集電用のワッシャーを加工します。そのままだと床板に干渉するので、干渉しないようリード線取り付け部を上に曲げておきます。
センターピン → バネ → DT22台車 → ワッシャー →床板(E11パーツ) → 集電金具(ワッシャー代わり) → ナット の順番で固定します。
取り付け後に台車が左右に首を振るか確認します。首を振らない場合は調整が必要です。
取付が完了しました。写真は裏側から見た図です。
ウェイトの取り付け
ウェイトを設置します。今回はパワートラックに添付されているウェイト3個を取り付けました。
キハ200はロングシートなので加工なしで取り付けが可能です。なお、取り付けにはゴム系接着剤を使用します。
取付場所ですがなるべくパワートラック側に近い側に取り付けます。これはパワートラックのトラクションを確保するのに荷重をかけるためです。
ここで試運転を実施します。いつものことですがパワートラック単体だとぎくしゃくした走りですが、床下と組み合わせて重量が増えてくると安定して走るようになります。
かなりスムースに走行するようになりました。
おわりに
下回りだけとはいえ走るようになると、一気にテンションが上がりますね。KATOのユニトラック線路を5本(S字あり)だけ繋ぎ、走行試験を行いました。
さすがコアレスモーターだけのことはあり、静かでスムースな走りです。またコントロールもしやすいので、面白くなって何往復も走らせてしまいました。
ボディが載ったらさらに楽しくなりますね。
次回はまた説明書の作業(項番19)に戻ります。次は床下機器の取り付けです。床下機器も精密なので、またじっくりと鑑賞しながら進めて行きたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!