みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
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鉄道は最新技術の塊ですが、このほどJR西日本が非電化区間の気動車列車の置き換えに水素を活用すると発表しました。
2050年に向けてグループ全体のCo2排出量を実質ゼロにする取り組みに向けて車両を含むインフラを開発するそうです。
しかも化石燃料(軽油)を使用する気動車を置き換えるだけではなく、貨物インフラにも利用できるよう考えられているようです。
昔は技術大国だった日本ですが近年はさっぱりと言った感じでした。特にCo2排出量削減の分野では世界に後れを取っていますから、日本の大手企業がこういった取り組みを始めるのは素晴らしい事です。
自動車の分野では水素をエネルギーとする車種が発売されていますが、インフラの弱さもありあまり普及していません。
JR西日本は車両だけでなく水素供給インフラもまとめて整備するとの事なのでこれは期待大です。
JR東日本も開発を進めていますので、今後鉄道と水素エネルギーは切り離せないものになるかもしれません。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230412_00_press_h2o.pdf
イメージは下の図の通りです。
水素を動力源とする車両がどんな方式になるかは今後開発されるのだろうと思います。
鉄オタとしては車両にはもちろん興味がありますが、今回素晴らしいと思ったのはインフラ整備を含めた具体案が発表されたことです。
鉄道(だけではないですが)では新しい燃料源を使用する場合には、車両以上に燃料源を供給する手法が重要ですからね。
JR西日本はこの辺りまで具現化してきたのは素晴らしいと思います。また鉄道に供給するだけでなく、トラックやバスなど鉄道以外の交通インフラにも供給できる体制まで考えていることが素晴らしいと思います。
今回の取り組みはJR貨物とも協業すると言うところから、鉄道旅客、貨物がメインになると思いますが、水素を動力源に利用する他のインフラにも活用できそうです。
まだ実用化まで先は長いですが、この取り組みが大成功すると良いですね。
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