みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
東武鉄道が列車の自動運転の試験を開始するそうです。試験を行う路線は東京都足立区の大師線で2023年度以降から開始とのことです。
大師線は2両編成と列車が短いのと、路線に踏切がないので試験に適しているんですね。
コロナ渦で乗客減となったためコスト削減と将来見込まれる労働力不足への対応が狙いだそうですよ。鉄道路線を維持するためには今後考えなければいけない部分ですね。
自動運転にはATOとかATCを使うのでしょうか?詳細がまだ見えませんが実施されると車両も変わってしまうかもしれませんね。続報を待ちましょう。
小旅行 川越線と八高線に乗車 ディーゼルカー乗車!
今日は入間市の金子に用事がありJRを利用していってきました。用事が短時間で済んだので、少し寄り道・・
今回のスタート地点は埼玉県川越市の川越線的場(まとば)駅です。ここから八高線の金子(かねこ)駅を経て、同じく八高線の寄居(よりい)駅へ向かいます。
なお、今日のお出かけのメインは金子ということになってます。
川越線の的場駅の駅舎です。平屋建てでコンパクト、かつ無人駅です。駅の改札は自動改札機はなく、簡易型のICカードリーダーが設置されています。
また、この駅には首都圏では珍しくなった風景があります。
的場駅にはなんと構内踏切があるのですよ。駅には交換設備がありホームは島式1面となっています。
跨線橋がないので列車に乗るためには、必ずこの踏切を渡ってホームへ入る必要があります。
構内踏切だと階段が少ないのでホームへ行くのが楽です。線路を渡るところはでこぼこしていますけどね。
なお、下り電車が近づくと踏切が閉まりホームへ入れなくなりますので、乗車するときは余裕をもって乗りましょう。
上下線で島式ホーム1面を共用します。電車はすべて4両編成なのでホーム自体はそれほど長くありません。
的場駅から下り方面(高麗川駅、八王子駅)を俯瞰したものです。見事にまっすぐです。線形だけ見るとスピードが出せそうですが、電車はあまり飛ばさないです。
今回の目的地は八高線の金子駅です。最近建て替えられたのか現代的なデザインの駅舎です。なおこの駅も平屋で改札はICカードリーダーでした。
的場駅から金子駅まで利用した電車は「209系3100番台」でした。久しぶりに乗りましたが、まだ走っていたんですね。てっきり209系3500番台と231系に置き換えられたと思っていました。
209系にしてはなんとなく顔が違います。それもそのはずでこの車両はもとはりんかい線の70-000系なのです。
りんかい線車両の10両化の際に余剰となった先頭車と一部の中間車を、JR東日本が譲渡を受けて、それ以来ずっと川越線と八高線を走り続けています。
基本的には京浜東北線を走っていた209系0番台と同一の車両ですが、内装が暖色系になっているのと座席周りのデザインが少し違います。
今回は割と乗客が多かったので車内の写真は撮れなかったです。いつかとれるだろうか・・・
なお、この車両VVVFインバータ装置が製造時のままで、懐かしい209系のGTOインバータの音が聞けました。
金子駅は埼玉県入間(いるま)市にあります。入間市のお隣の狭山(さやま)市は狭山茶で有名です。
入間市もお隣なので茶畑が多いんですかね。案内看板にはお茶ん歩道と書かれていました。散歩してみたいが・・行きたいとこが多すぎますね・・・
メインのお仕事が終了。ここからは寄り道です。
金子駅から寄居駅へ向かいます。どちらの駅も八高線の駅ですが、1本の列車では行くことができません。かならず途中の高麗川(こまがわ)駅で乗り換えが必要です。
右が金子駅から乗車してきた列車で、左がこれから寄居駅へ向かう列車です。八高線は東京都の八王子駅から埼玉県を経由し、群馬県の高崎駅までを結ぶ路線です。
八王子駅をスタートし途中の高麗川駅までは電化されているので、ここまでは電車が走ります。
しかし、高麗川駅から先、終点の高崎駅までは非電化なのでディーゼルカーがこの先を引き継ぎます。なので、高麗川駅で必ず乗り換えが必要なのです。
なお、わたしが乗った列車では乗り換え時間は8分ありましたので、軽く写真を撮る時間ができました。写真を撮った後は、さっそくディーゼルカーに乗っていきましょう。楽しみ!
ここからは4両編成の電車から、2両編成のディーゼルカーにかわります。車両はキハ110系のセミクロスシート車です。旅情があります!
しかし、高麗川駅発車時点ではクロスシート部はすべて埋まっていました。ひとまずロングシートは空いていたのでそちらへ座ります。クロスシートが空いたら移動しましょう。
着席したらシートはとても柔らかです。さっきまで乗ってきた209系を含めて、最近の電車はシートが固いのでこれはうれしいです。
いよいよ発車です。ディーゼルエンジンの力強い「ぐぅお~ん」という音とともに走り出します。乗った車両はキハ110系、高性能な気動車なので加速は強いです。
ロングシートだと横方向にGがかかるほどです。結構、速い。昔のディーゼルカーとはイメージが全く違います。
途中の毛呂(もろ)駅でクロスシートが空きましたので移動しました。毛呂駅は埼玉医科大学病院の最寄り駅ということもあり降車する乗客が多いです。
列車はどんどん進みます。途中の越生(おごせ)駅を出ると山の中、里山風景に突入します。これが良い風景でとても心がなごみます。
走行中の写真をもっと撮っておけばよかった。ちょうど竹沢駅に停車したとき駅名標が目の前に来ましたので撮影しました。キハ110を堪能しすぎたせいか、車窓風景はこれ一枚しか撮らなかったです。
実は何度もこの区間は利用しているのですが、昔からほとんど風景が変わっていません。乗るたびに心がなごむ、わたしのとても好きな区間です。
八高線を楽しんでいたら、アッという間に目的地の寄居駅に到着してしまいました。あぁ、もっと乗っていたい・・・
寄居駅はJR八高線のほかに、秩父鉄道と東武東上線が乗り入れています。3社が入っていることもあり、駅構内はとても広いです。
残念ながら撮影できなかったのですが、お隣の秩父鉄道は貨物輸送を行っていることで有名です。ちょうどこの後、貨物列車が来たのですがシャッターチャンスを逃してしまいました。残念!
寄居駅の改札を撮影しました。自動改札はなく簡易型のICリーダーとなっています。JRと東武を利用するときはここにタッチします。
なお、秩父鉄道は横の改札口で鋏を入れてもらいます(なつかしい!)
東武にのる場合はもう一度ICリーダーにタッチが必要。写真の左手が東武の乗車口ですが、この先にさらに東武用のICリーダーがあります。
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おわりに
的場駅から金子駅を経て寄居駅へ向かうと、運賃は1200円少々でした。しかし、八高線の素晴らしい風景を楽しめたのでとても満足できました。1200円以上の価値があります。
ここのところ忙しすぎて少し疲れ気味だったのですが、久しぶりに乗りたいと思っていた八高線非電化区間に乗車できてとても満足でした。ストレスが吹っ飛びます。
JRの区間はこれで終わりますが、この後は東武東上線に乗って川越に向かいます。実はここから乗る東武東上線もなかなか面白いのですよ。
こちらは追ってご紹介したいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!