みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今日は天気が良くとても暖かく快適な一日でした。空も秋晴れですごく気持ちが良かったですね。小一時間ほど河川敷を散歩しましたが気持ちよかったなぁ~
秋晴れ!
さて、この度山形県とJR東日本は、山形新幹線米沢トンネル(仮称)の整備計画推進に関する覚書を締結したと発表しました。
雪中を走る山形新幹線
山形新幹線の福島~米沢間は山岳地帯を走行します。その為、雨、雪、動物との衝突などが多く発生するため改善が要望されてきました。
線路も山中を抜ける為、急こう配やカーブが多くスピードも出せない区間となっています。在来線時代は補助機関車を連結して走る時代もあったくらいでした。
新幹線開通後は線路は拡幅されましたが、基本的な走行ルートは在来線時代のままでしたので、新幹線車両を使ってもスピードアップもさほど望めませんでした。
そこで、福島~米沢間の途中区間23kmに新しいトンネルを掘り、山形新幹線在来線区間(ミニ新幹線区間)の高速化、運行の安定性を図ることが検討され始めました。トンネル区間では雨、雪、動物との衝突のリスクが大きく減ることになります。
この新たに作られる新トンネルが米沢トンネル(仮称)です。
ミニ新幹線は在来線区間では多少のスピードアップは行われましたが、基本的に踏切もあり地上を走る事がほとんどであることから、大幅なスピードアップは難しかったのですが、トンネル内では高速走行ができるようになります。
トンネル内はカーブの区間でも半径を緩やかにすることにより、時速200km以上での運転も視野に入れます。
まだ検討段階である米沢トンネル(仮称)ですが、このプロジェクトが実現すると在来線初(ミニ新幹線区間は在来線扱いです)の200km運転となります。
まだ、確定したわけではありませんが、実行に向け大きく前進したのは確かですから、これはぜひ完成させてほしいですね。
実際に工事が始まると完成までの時間は約15年だそうです。長い時間はかかりますが、利用者も多いこの区間なので実現すると良いですね。
山形新幹線が乗り入れる東北新幹線は、2030年の北海道新幹線札幌延伸を控え、さらなる高速化を目指しています。
その中で山形新幹線の分岐点である福島駅の改良も鋭意進められています。山形新幹線の安定運行は東北新幹線の高速化、北海道新幹線の運行にも大きな影響を及ぼしますので、福島駅の改良と合わせ米沢トンネルもぜひ実現してほしいと思います。
これから大きく変わる可能性が出てきた山形新幹線、今後がとても楽しみになってきました。
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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!