みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
いよいよゴールデンウィークに突入しましたね。今年は5月2日と6日をお休みすれば10連休になる人も多いのではないでしょうか。
実はわたしも5月2日と6日をお休みにして、10連休にしました!社会人になり、30年以上経過しましたが、ゴールデンウィークの平日に休むのは初めてのことです。
東武鉄道がアーバンパークラインの新型電車投入を発表!
4月28日に東武鉄道の2022年度設備投資計画が発表されました。同時に東武アーバンパークラインへの新型車導入が発表されています。
本日はこのアーバンパークラインの新型車両の導入と、それに合わせ大きく変わるアーバンパークラインの運用について考えてみたいと思います。
アーバンパークライン新型車両導入
東武鉄道アーバンパークラインは埼玉県の大宮駅から春日部市、千葉県野田市、柏市を経由して千葉県の船橋駅までを結ぶ62km弱の路線です。
国道16号線と似たようなルートをたどる鉄道路線で、近年東武鉄道が力を入れている路線でもあります。
その東武アーバンパークラインに新型車両が導入されることになりました。2015年の60000系以来の投入ですから、かなり久しぶりの新車投入です。
今回の発表では新車を導入する事のみ発表され、どのような車両になるのかはまだ明らかにされていません。車両の詳細については今後少しづつ判明して行く事でしょう。
いま、わかっている点としてはこの新型車両の導入に合わせ、列車編成を現行の6両編成から1両減らし、5両編成にすると言う事です。
新造する新型車両は、5両全車が新車で構成されたものが7本。4両編成で新造して60000系から抜いた1両を加えた編成が18本になり、合わせて5両編成25本が投入されます。
これは現行の10000系と、8000系を合わせた数と同じになります。
60000系と合わせて5両編成43本になりますから、全車が60000系以降の車両になるものと思われます(公式発表はされていませんので推測です)。この新型車両は2024年以降に導入されます。
アーバンパークラインも新型車両と60000系になるのであれば、この路線は車両統一が行われることになりますね。一つの路線の車両を同一車両に統一する、JR東日本と同様な方法です。
車両形式を統一することにより、予備車両、予備部品の整理が行えます。また、運行上のメリットも大きくなります。更にこれはコストダウンに直結しますから、経営的には非常に大きなものだと思います。
新型車両と、編成変更に合わせて60000系には改造が発生すると思いますが、こちらは続報を待ちましょう。
列車編成減少により、気になる運用はどうなるのか
新型車両導入後の東武アーバンパークラインですが、もし車両を新型車両と60000系に統一するとなると、単純に列車編成の減少と言う事になります。
車両のサイズが変わらず6両編成を5両編成にすると、1編成当たり約16%の定員減少となります。通勤電車の定員は1両150名程度ですから、混雑する路線では意外と大きな数字です。
コロナ渦で利用者減となったとは言え、アーバンパークラインは決して空いている路線ではありません。時間帯、区間によっては積み残しが出るほど混雑する場合もあります。
日中など空いている時間帯であれば、編成短縮しても問題ないと思いますが、朝夕の通勤時間帯ではダイヤを緻密に考えないと、積み残しが発生したり、車内がすし詰めになる可能性があります。
東武鉄道側も混雑時間、混雑区間を把握していると思いますので、編成短縮後はそれなりのダイヤを組むと思います。特に混雑する区間と時間帯には、列車を増発すなどの対策を取って欲しいと思います。
最近は通勤時間帯の電車に乗っていて思うのですが、昨年の同じ時期に比べてもどの路線も混雑が戻ってきています。
アーバンパークラインの、混雑時間帯にも乗車しましたが同様です。大宮駅のラッシュを見ましたが、朝夕はかなり混雑していますね。
日本の企業ではリモートワークは定着しづらいですから、いずれ通勤ラッシュの混雑は戻っていく可能性があります。わたしの会社やお取引先の会社も、出勤日数は増えていますし、リモートワークを完全に取りやめた会社も多いです。
いま話題になっているJR日光線や、JR宇都宮駅のようにならないように、調整をお願いしたいところですね(JR日光線などは朝7時台は輸送力50%減ですから、積み残しは当然といった感じですが)。
最近、気になっているのは積み残しの問題もそうですが、現場の実態と異なる運用をしているケースが増えているように感じます。
利用者としては列車の混みすぎは嫌なものですし、まして乗車出来ないなんてもっての他です。鉄道が使いづらいものになってしまえば、利用客の更なる鉄道離れを起こしてしまいます。
アーバンパークラインが走行するエリアは、自動車が利用しやすいエリアも多いです。列車が不便になり快適性が失われると、簡単に利用者は離れて行ってしまいます。そう言った事も考えて、今後のダイヤ等を検討してほしいところですね。
SDGsの観点からも、鉄道は交通機関の中でも最も有効な手段ですから、これを縮小することにならないようにしたいものです。
おわりに
同日に本年度の設備投資計画も発表されました。こちらも注目できる部分がありますので、また別記事を書きたいと思います。
本年度の東武鉄道の設備投資計画はコチラ ↓
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202204281046207WlZMwkOuGTYuOhTK4vgaQ.pdf
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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!