みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日はJR東日本の209系についてです。
近年、良質なHOゲージのプラキットを立て続けに発売しているPLUMから、新シリーズのキットとして209系が発売されます。
発売時期は今年の夏だそうです。いきなりの発表でした。。。しかし、これは困りましたね!欲しくなってしまいました!
これから資金繰りをしなくてはいけませんね(PLUMさん、お買い求めしやすい価格でお願いします)!
PLUMからJR東日本209系電車が発売へ!
JR東日本209系電車は古くなった103系電車の置き換え用として、1993年に登場した通勤電車です。
今までの電車と異なり「寿命半分、重量半分、価格半分」という考えのもと製造されました。
今までの国鉄型車両は製造後20年程度使用をすることを前提に作られましたが、209系は半分の10年程度の使用を前提としています。その代わり製作費や維持費も半分にするという計算です。
今までの車両に比べるとかなりシンプルな見た目になった事もあり、デビューしてしばらくは「走るんです」とか「プレハブ電車」などと言われ、コスト安の代名詞のように言われてしまいました。
いまだ活躍する209系!
209系は当初の思惑だと10年程度で交換する予定でしたが、結局は車齢30年近く経った現在でも元気に活躍しています。意外と丈夫だったんですね。
209系はJR東日本の量産型のVVVFインバータ車ですが、製造コストを抑えるため様々な工夫を行っています。
編成中のモーター付き車両を減らしていたり(モーター付き車両は10両編成中4両しかありません。103系、205系は6両)、軽量ステンレス構造の車体は、いままでの車両に比べると大幅に軽量化されました。
同じステンレス製車体の205系に比べても、更に軽量化されています。余計な部材を割いたと言えば良いでしょうか。
しかし、性能的にはそれ程悪いものではなく、VVVFインバータ制御の採用とも相まって、モーター付き車両の数を減らしても、205系と同等の加速性能を誇っています。
今回、PLUMから発売されるのは209系0番台で、京浜東北線に780両、南武線に6両が新製され使用されていた車両です。狭幅ボディの車両ですね。
209系0番台は今は京浜東北線と南武線からは撤退し、千葉地区の房総各線で編成を4両、6両に短縮して運用されています。
なおこの209系をベースに、現在のJR東日本の車両E231、E233、E235、E531、E721系などが開発されています。
最初は「走るんです」など言われましたが、どんどんグレードアップされ、最新のE235系などでは安っぽい車両とは言われなくなりましたね。
PLUMホームページから引用
そんな209系ですがPLUMからプラキットの形で、HOゲージのモデルが発売されます。
今年は115系300番台中央線が発売される予定との事でしたので、まさかの発表でした。PLUMから1年のうちに二つの新商品が出るとは思わなかったものですから。
この209系は今までのPLUMの製品と同様にプラキットでの発売ですが、新機軸・新規格のキット「Plakit-Extra」というシリーズとなるそうです。
- 塗装簡単
- 組み立て省略
- 簡単動力装着
しかもハイクオリティ&ローコストを実現するべく設計を行っているそうです。これは楽しみです。
メーカーではこれから詳細を発表していく、とのことですので楽しみに発表を待ちましょう。
個人的には115系も欲しいので、この209系と発売時期が被らないと良いなぁと思っています。
おわりに
209系は京浜東北線で運行されている時に、通勤で利用していました。その為、わたしにとってはなじみの深い車両です。京浜東北線は利用頻度が高い路線なので、今でもよく使いますけどね。
209系については「走るんです」などと言われ、ファンからはあまり好かれていないようでしたが、わたしは良い電車だと思っていました。
103系から209系への移り変わり時期にも京浜東北線を利用していましたので、乗り比べが出来た事もあります。
当時としては最新型の車両ですから、当然ですが103系に比べると揺れも少なく大幅に快適になりました。また、車外・車内のデザインも、今までの鉄道車両になかったもので、とても斬新な車両でした。
そんな209系ですが、最近では伊豆急行に譲渡され、にわかに脚光を浴びていますね。209系にスポットを当てたPLUMさん、いいとこついていますね!
どんなキットになるか、今から楽しみです。115系とともに次の発表をお待ちしております。
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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!