Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道14 東北新幹線 福島駅改良工事(アプローチ線)

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

間もなく緊急事態宣言の期限である3月7日がやってきます。果たして緊急事態宣言は解除されるのでしょうか。

 

だいぶ感染者数は減ってきているとはいえ、減少幅は少ないですからすぐにリバウンドしそうで怖いです。政府には慎重な判断をしてほしいですがはたしてどうなるか。経済も廻さなくてはならないから悩ましいところです。

 

 

東北新幹線 福島駅改良工事(アプローチ線)

 

いよいよ、4月から東北新幹線福島駅の改良工事がスタートします。どういった工事かと言いますと、奥羽本線山形新幹線)から東北新幹線をまたぐ「アプローチ線」を作る工事です。

 

福島駅で山形新幹線とと併結する列車に乗った方はわかると思いますが、下りの列車も上りの列車の新幹線の「下り」ホームへ入るんですね。

 

これは少し問題があって下り列車は良いのですが、仙台方向から来た上り列車が山形新幹線と併結するときは、上り線路から下りの線路へ転線することになります。

 

また、福島駅を出発するときも、上り線へ出るのに下り線を平面交差して上り線へ入っていきます。

 

これは少しの区間ですけど上り電車が下り線路を逆走しちゃうんですよ。これは明らかに運用上のボトルネックになります。

 

今回の福島駅改良工事はこのボトルネックを解消すべく、山形新幹線から直接福島駅の新幹線上りホームへ入れるよう連絡線を作る工事となります。

 

新たに奥羽本線山形新幹線)から線路を分岐させ、東北新幹線上りホームに向けて新しい線路を建設します。この新しい線路の距離は1.2kmです。

 

1.2kmのうち450mが高架線、残りは地上区間です。市街地での工事となるため、どういったルートでこの連絡線を通すか、ルートが決まるまで結構大変だったみたいです。

 

工事が始まってからも、営業中の新幹線をまたぐように走る線路ですから、難工事が予想されますね。とは言え日本の建設技術はすごいですからね。素晴らしいものを作ってくれるでしょう。

 

この工事の工期は2026年ころまでを予定しているそうです。2030年には北海道新幹線の札幌延長が控えていますので、ここまでには福島駅のボトルネックを解消しておきたいですよね。

 

東北新幹線のこのあたりの最高速度320kmですが、上下線をクロスする列車に遅延が発生するとあたりを走行する列車に影響を与えます。減速運転になったりもしますしね。このアプローチ線はかなり重要な位置づけであると思います。

 

新幹線全体から見ればたった1.2kmのわずかな区間ですが、とても大きな意味のある1.2kmです。

 

 

おわりに

 

福島駅アプローチ線も非常に大きなプロジェクトですが、山形新幹線では現在使用しているE3系電車すべてを、新型のE8系電車に置き換えることも発表しています。

 

いまの山形新幹線東北新幹線区間はE2系と併結して運転しているため、最高速度が275kmです。東北新幹線の車両はE5系に統一することになっていますから、山形新幹線もE5併結になれば最高速度300km運転を行えることになります。

 

車両性能の統一はスピードアップには欠かせないですから、さらなる高速化を目指す東北新幹線にとって、これらの新型車の投入は必須なのですね。

 

  

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!

 

 

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