Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道207 【東武鉄道】初任給UPへ!

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

結構前の話になりますが、なかなか興味深い発表が東武鉄道からありました。とにかく素晴らしい内容なので、今回記事にしてみました。

 

 

 

 

現業社員の初任給アップへ


東武鉄道では23年から、高卒現業職の初任給をアップし20万円にするそうです。

 

鉄道設備のメンテナンス業務を行う4社で引き上げが行われます。この4社の2021年の初任給は18万5000円でしたので、大幅なアップとなります。

 

また2022年入社の社員にも、遡りで18万8500円を適用するとのこと。

 

更に入社4年目までの若年層の基本給も、4月に遡って最大7000円引き上げるそうです。これは定期昇給分と合わせ、2年間で約1割の底上げになるそうです。1割の給与増加って凄いですよ。なかなか出来ないことです。

 

またポテンシャル採用(大学・大学院卒対象の総合職)でも初任給も改善するそうです。23年には23万円まで上げるとのこと。これも今春入社の社員にも遡及適用するとのことです。

 

近年離職者が増えている現状を鑑みて、初任給の改定で優秀な人材の確保と働き甲斐の向上図るのが目的です。

 

もともと東武鉄道は業界内でも比較的高い年収を保っており、離職率も同業の中では低く、有給休暇も取得しやすいそうです。働きやすい職場と言えそうですね。

 

 

近年の円安による影響、原材料の高騰などの要因で、コストダウンを進め人件費にもメスを入れている企業が多い中、東武鉄道のこの英断はすごいと思います。

 

これこそ過去の政府が言っていたトリクルダウンですね。これで個人の収入が増えますから、個人消費の向上にもつながります。

 

そうなると社会に還流するお金の流れが増えてきますので、景気の向上にもつながります。なにしろ、日本のお金の流れの中で個人消費の額が一番大きいのですから。

 

 

ただ、残念ながら現状は日本の企業の多くはこの反対を行っています。Koedoの会社も同様で、営業利益は年々増加しているにもかかわらず、人件費を含めたコストダウンを行って、更に利益を増やしている現状です。内部留保は相当溜まっている事でしょう。

 

Koedoが務めている会社のボーダーたちにも、東武鉄道の爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいですよ。あ、心の声が出てしまった!

 

 

東武鉄道、良い会社だなぁ。とてもうらやましく思ったKoedoでした!

 

 

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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!