Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道模型93 【東武鉄道】200系 りょうもう 後期型

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

東武鉄道200系特急電車「りょうもう号」、流線形のスピード感あるスタイルがカッコいいですね!

 

今日はMICRO ACEから発売された「東武200系増備車」をご紹介したいと思います。

 

 

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実車りょうもう号あります↓ 

coedowalk.hatenablog.com

 

 

MICRO ACE「東武200系 りょうもう号 増備車」

 

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MICRO ACEからは200系特急電車は数種類発売されましたが、わたしが購入したのは後期型のシングルアームパンタを搭載したモデルです。

 

MICRO ACEではこの後期型を増備車として発売しました。模型は車体のプロポーションもよく、マイクロらしく塗装、印刷がとてもきれいな好製品です。

 

 

製品パッケージ

 

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りょうもう号のイメージカラーである、「赤」を採用した車両ケース。こういう拘りがうれしいです。

 

 

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A4版のケースに6両が収納されています。入っているのが6両なのでウレタンのゆがみも出ないですね。

 

 

車両のご紹介

 

車両を1両づつ撮影しました。

 

207-6

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下り方向(館林、太田)の先頭車です。実車は全車モーター付きで、この車両には運転台のほかは補助電源装置(SIV)とHS20型コンプレッサーを搭載しています。

 

トイレはこの車両のほかに207-4、1に設置されています。

 

 

207-5

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パンタグラフ付きの中間車です。この車両には制御装置が搭載されています。なお、200系の制御装置はDRCのものを流用していますが、界磁添加励磁制御が採用されており定速運転、回生ブレーキを使うことが出来ます。

 

 

207-4

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唯一のパンタグラフのない中間車です。この車両には補助電源装置(SIV)とHS20型コンプレッサーを搭載しています。

 

また、大型のトイレが設置されています。

 

模型ではこの車両が動力車となっています。

 

 

207-3

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パンタグラフ付きの中間車です。200系ではパンタグラフ付き車両に制御装置が搭載されています。

 

なお、この車両には客用の扉がありません。座席定員を確保するために扉を設置していないそうです。200系の中でも最大の定員となっています。

 

 

207-2

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パンタグラフ付きの中間車です。この車両は扉なし中間車寄りに客用扉があります。

 

 

207-1

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浅草よりの先頭車です。運転台のほかは補助電源装置を搭載しています。反対側の先頭車にあるコンプレッサーは搭載していません。

 

 

実車について

 

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東武200系は1991年に最初の車両が登場しました。当時の急行「りょうもう」号に使われていた1800系を置き換えるべく登場しています。

 

200系は車体は新造されましたが、台車やモーター、制御装置はDRC(1700系、1720系)のものを流用しています。

 

部品流用の車両とは言え、DRCは大変高性能で乗り心地が素晴らしい車両でしたので、その主要機器を流用した200系の快適性もかなり高いものです。

 

200系は大きく分けると1991年から1996年まで製造された前期型(201~206編成)、1997年・1998年に製造された後期型(207~209編成)があります。

 

車体は両社とも同様ですが、パンタグラフ(下枠交差型→シングルアーム)、側面の行先表示機(幕式→LED)、ヘッドライト(ハロゲン→HID)などが変更されています。

 

製造当時は急行として運行されていましたが、1800系を全車置き換えた後、1999年に特急に格上げされ現在に至ります。

 

200系は高性能な車両でしたが、足回りは古いものでは新造後50年以上を経過しています。

 

最近は新しい500系特急電車「リバティ」の登場に伴い、一部の特急「りょうもう」号が「リバティりょうもう」号に変更され、200系の一部が廃車となっています。

 

 

200系に乗ってみて(おわりに)

 

わたしは栃木県、群馬県に仕事を含めてよく行きますので、この200系「りょうもう」号は良く利用していました。

 

最近はコロナ渦で緊急事態宣言が出たりしていますのでご無沙汰なんですけどね。

 

もう40年くらい前になりますか。200系の前身である1720系デラックスロマンスカー(DRC)に乗ったことがあります。

 

これは本当に素晴らしい車両でした。乗り心地もよく、静かで快適。まさに名車と呼ぶのにふさわしい車両だと思いました。

 

何よりも感動したのは列車が動き出すときです。全く振動もなくスムースに動き出します。ぼーっとしてたら動き出したのがわからないくらいの快適な車両でした。

 

200系に初めて乗ったときは、DRCに乗ったときを思い出しました。車体は変わっても動き出しのスムースさは健在でした。

 

そんな200系も全車両が製造されてから20年以上が経過しました。製造された9本のうち2本はすでに廃車され、現在運用についているのは7本です。

 

今年は東武鉄道では500系を18両新造します。この500系新造車を使ってりょうもう号の1運用が置き換えられ、押し出しで200系(後期型の208編成)が離脱しました。となると今後も500系で置き換えられていくことが予想されますね。

 

近々、100系スペーシアの1運用も500系に置き換えられるようです。こちらも置き換え後の100系がどうなるのか気になりますね。

 

どちらも魅力的な車両ですが、寄る年波には勝てません。乗れる時には乗っておきたいところです。

 

はやく、自由に出かけられるようコロナ渦が収束してほしいですね。 

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!