みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日は東武伊勢崎線の県駅へ行ってきましたが、鉄道模型でもここを走る車両を所有しております。
本日は伊勢崎線館林地区を走る車両第一弾として、「東武鉄道850型」の鉄道模型車両をご紹介したいと思います。
東武鉄道850型 鉄道コレクション
東武8000系シリーズは人気があるので、鉄コレでも多数のバリエーションが発売されています。なお、850型も8000系の一員です。
東武8000系は以前からGREENMAXやMICROACEでも発売されていますが、最近は鉄道模型業界大手のKATOからも素晴らしい製品が発売されました。こちらも入手していますので別の機会でご紹介します。
県駅周辺の景色とは全く異なりますが、RM MODELS 2021-1月号付録の「映える撮影用背景紙2」を使って車両を撮影してみました。
この背景紙は比較的コンパクトながらもとても面白いです。車両がほんとうに走っているように写ります。
東武鉄道850型車両紹介
東武鉄道850型は東上線に所属していた、8000系の8両固定編成を種車に運転台を取り付け3両編成に短縮した車両です。
実車は伊勢崎線館林地区のワンマン運転用として2005年に登場しました。8両編成の浅草より3両が「800型」、伊勢崎側3両が「850型」となっています。
800型、850型ともに現在は伊勢崎線の館林~伊勢崎間を中心に活躍しています。車番は8000台から800台のハイフン付き番号に変わりましたが、8000系と性能は変わりません。
850-1型
それでは1両づつ見ていきましょう。850-1型は浅草よりの先頭車です。モハ8200型を先頭車改造した車両で制御装置など走行関係の機器を搭載しています。
実車は動力車(モハ850-1)です。2丁パンタグラフ(1両に2台のパンタグラフ)付き中間車を先頭車改造したため、運転台側にもパンタグラフが搭載されています。パンタグラフ用の配管がお顔に通りましたのでいかつい表情になりました。
8000系のパンタグラフの個数をご説明しますと、1C4M制御(1台の制御装置で4台のモーターを担当)する車両は1丁パンタ(1両に1台のパンタグラフ)です。2両編成のモハ8500型、6両編成の中間に入るモハ8800型がこれに該当します。
1C8M制御(1台の制御装置で8台のモーターを担当)の車両は使用電力が多いので2丁パンタとなっております。モハ8200+モハ8300、モハ850-1+モハ850-2、モハ800-2+モハ800ー3が該当します。
1両あたりのモーターの搭載数は4台ですので、1C8M制御の車両は2両のモーター付き車両を1台の制御装置でコントロールします。
8000系はMT比率(動力車と非動力車の割合)を1:1とするため、1C4Mの車両と1C8Mの車両を使い分けています。
そのため8000系は編成両数が偶数でしたが、800,850型は3両編成になったため1:1のルールが崩れています。
850-2型
補助電源装置、コンプレッサー(HB2000型)、ブレーキ関係の機器を主に搭載する車両です。これも実車は動力車で隣に連結される850-1型の制御装置で、本車両のモーターを制御します。
模型ではこの車両を動力車としました。なお、床下機器は鉄コレの東武標準品を使っていますので若干実車とは異なります。コンプレッサーも違いますね(模型はC-2000となっています)。
850-3型
伊勢崎方の先頭車です。850型では唯一の動力無しの車両です。更新工事とワンマン化改造は他の車両と同様に実施されています。
3両の屋根上の写真。鉄道コレクションの東武8000系シリーズは多種多様な製品が発売されていますが、この850型は比較的新しい商品です。
初期の商品はクーラーの形態(特にディテール)が少し弱かったのですが、この850型に取り付けられているクーラーはファンまで再現されていて、とても良く出来ています。
走行化対応
本車両も走行化を行いました。ポイントは先頭部のTNカプラー化と転がり抵抗軽減のため車輪はKATO製を使用しています。そのほかは純正品を使用しています。
- 動力ユニット TOMYTEC TMー08R
- 走行用パーツ TOMYTEC TT-04R(カプラーとおもりを使用)
- 車輪 KATO 11-605 中空軸車輪
- パンタグラフ KATO 阪急用パンタグラフ
- TNカプラー TOMIX 0375 密自連TNカプラー(6個入り)
- 塗料 GREENMAX ねずみ色1号
塗装ポイントは、
- 床下機器類(ねずみ色1号)
- 列車無線アンテナ(ねずみ色1号)
の2点です。
おわりに
東武800型、850型は路線のワンマン化を進める中で登場しましたが、8000系の後期型車両を改造したとはいえ、すでに新造後40年以上が経過しています。
館林地区にも10000系が投入され始めましたから、今後は置き換えが始まっても不思議ではありません。
今回ご紹介の854編成は8193編成を改造した車両なので、わたしも東上線時代には利用しました。850型も何度か乗車したので、もしかしたらこの編成も利用しているかもしれません(乗車した車番を控えていなくて、わからないのが残念)。
今日、明日でなくなるわけではありませんが、いつの間にか残り数編成!となる前に楽しんでおきたいところですね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!
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