Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道模型6 KATO HOゲージ スハフ42

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

先日、天賞堂のスハ45をご紹介させていただきました。今日は43系客車つながりでスハフ42をご紹介したいと思います。

 

これはいつ買ったか、もう失念してしまったのですが、おそらく新製品で発売された時に購入したと思います。なお、近々に改装型が再発売されるようです。

 

KATO スハフ42

このKATOのスハフ42は近代化改装前の車両となります。扉がプレスドアではなく、窓もアルミサッシにはなっていません。写真をいろいろな方向から撮ってみましたのでご覧になってください。

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サイドビュー

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サイドビュー反対側です

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車端部(車掌室側)

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車端部(トイレ側)

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屋根

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床下

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台車アップです

かなり前の商品となりますが、KATOらしいバランスの良い製品だと思います。床下機器は配管等は一体成型ですが、水タンクや蓄電池箱などは別パーツです。

 

今回は台車をアップしてみましたが、ディテールが細かくていいです。車輪も集電可能なスポーク車輪が取り付けられています。省かれているパーツもあるようですがレールに置いてしまうとわかりません。この辺りKATOは表現が上手ですよね。

 

天賞堂 スハ45と並べてみました。

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天賞堂スハ45との並び。左がスハフ42です。

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トイレ側です。

 

比較してみますと、写真だとわかりずらいのですが、天賞堂の方が車体色が若干濃いですね。目につくところでは幌はKATOは素材の地色そのままですので、気になる場合は塗装してしまってもいいかもしれません。

 

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連結してみます

左側が天賞堂のスハ45、右側がKATOのスハフ42です。車体色の差がありますが繋いでしまうとあまり気にならないです。実際の旧型客車の編成も車体の塗装が退色して、列車全体を見るとまだらになっているのがありましたね。

 

実車について

スハフ42は同型の車掌室なしのスハ43とともに、1951年から新造された客車です。急行などの優等列車にも使用できるように作られましたが、普通列車にも幅広く利用されました。

 

また、一部は北海道に渡った車両もあるようです。北海道に渡った車両は耐寒改造は行われましたが、外観はほとんど変わらなかったとの事です。

 

わたしは大昔ですがスハ43が現役で走っているときに一度だけ乗車したことがあります。今では信じられないですが、都内にも旧型客車が夜行急行などで乗り入れていたんですよ。

 

当時は東北本線にも急行「八甲田」「津軽」などが一般形客車を利用して運行されていました。わたしが乗ったのは金曜日の定期「八甲田」ですが、当時は結構混んでいた記憶があります。上野口は新幹線が開通する前は結構な数の夜行列車が走っていたんですね。

 

当時は子供だったので新型車両に乗りたくて、スハ43に乗った時は「ぼろだなぁ~、急行なのに」と思ったものです。定期「八甲田」の運行する前後の時間に、臨時「八甲田」が走っているのですが、こちらは12系客車を使っていてうらやましく思ったものでした。

 

わたしが乗った急行「八甲田」は黒磯まではEF58が旧型客車をけん引していました。黒磯で直流から交流に切り替えるので、ここから青森まではED75がけん引します。

 

旧型客車は駅を発車して動き出すときに「ガシャ~ン」と言う、ものすごい音を立てるんですね。これは旧型客車の連結器が、今ではあたりまえの密着連結器や密着自動連結器ではなく、貨車に使われるような自動連結器を使っているからなんです。

 

発車時の音にも驚かされるんですが、動き出しの振動もすごいんですよ。列車の前の方からガシャガシャ連結器の音が聞こえてきて、自分の車両の番になると大きな音を立てて衝撃を伴いながら発車します。現代のいつ動き出したかわからないくらいスムースな新型電車からすると考えられないです。

 

しかし、意外なことに走り出してしまえば、振動も少なく乗り心地は良かったです。板バネなので特に動き出しで細かい振動はあるんですけど、大きな横揺れが少ないんです。軌道状態の良い東北本線だからと言う事もあるでしょうけど。

 

スハ43に使用されているTR47台車は以前の台車に比べ、振動が少なくなるよう設計されていたこともあるんでしょう。優等列車用の車両ですから、使われる部品類も当時では最良のものが使われていたのでしょうね。

 

昭和50年代初頭までは、上野口や新宿口に旧型客車が入っていました。あの当時は乗りたいとは思わなかった旧型客車ですが、今ならもう一度乗りたいと思いますね。もう無理ではありますが、EF58がけん引したら大注目でしょうね。

 

本当に数が少なくなってしまった旧型客車ですが、関東でも臨時運用とは言え高崎に残っています。大井川鐵道も有名ですね。機会があったら乗ってみたいと思います。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!

 

 

KATO HOゲージ スハフ42 茶 1-508 鉄道模型 客車

KATO HOゲージ スハフ42 茶 1-508 鉄道模型 客車

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KATO HOゲージ スハフ42 ブルー 1-507 鉄道模型 客車