みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日も鉄道系のサイトをみていると、えちごトキめき鉄道の413系+クハ455が話題になっていますね。
国鉄型の生き残りと言うだけでもすごいのですが、さらに唯一の急行型電車の生き残りですからそれは注目されるのだろうと思います。
かく言うわたしも455系の生き残りが復活するということで、うれしくて仕方がありません。乗れるのがとても楽しみなのです。
昨日の記事です↓
TOMIX 455系 急行型電車
そんなこともあり、本日は鉄道模型の455系を出してみました。
RM MODELS付録の背景紙を使って撮影してみました。東北本線にこんな感じの風景があったような気がしますね。
架線柱は鉄骨型ではなくコンクリート柱のほうがいいな。今度買ってきます。
東北本線つながりで485系のエース、特急「ひばり」とのすれ違いを再現してみました。昔はこんなシーンが繰り広げられていたなぁ~
ちなみに特急ひばりはこのボンネット型先頭車のイメージが強いと思いますが、比率としては電気釜と言われた300番台や1000番台のほうが多かったのです。
ボンネットは仙台運転所所属車の下り方向にしか連結はありませんでした(上り方向は電気釜300番台)。青森運転所受け持ち車はボンネットの組み込みなし。
なお、485系については別の記事で書きたいと思います。
455系同士のすれ違い。
クモハ455は何両か所有しているのですが、表情のバリエーションを楽しみたいので、ホロについては取り付けていない車両もあります。
なお、実車では東北本線で運用されていた仙台運転所所属車はクモハはすべてホロ付きです(上野方向のクハ455はホロ無し)。
セットケースにはこのように収納しています。急行まつしまにサハシが組み込まれた時代の編成です。急行「まつしま」の7~13号車です。
参考 急行「ばんだい」 会津若松、喜多方行きの編成
←上野
クハ455+モハ454+クモハ455+サロ455+モハ454+クモハ455
←1号車~6号車
参考 急行「まつしま」 仙台行きの編成
←上野
クハ455+サハシ455+モハ454+クモハ455+サロ455+モハ454+クモハ455
←7号車~13号車
※途中からサハシが編成から外されています。
上野~郡山間では急行「ばんだい」と急行「まつしま」を併結して運行していました。ほかにも「あずま」「ざおう」と言った列車もありましたが、「ばんだい」+「まつしま」の本数が一番多かったです。
当時は12~13両の長編成で東北本線を疾走していました。カッコよかったですよ。
クモハ455ー51
仙台方の先頭車です。51番は新造のクモハ455のラストナンバーです。仙台運転所に配置され東北本線の急行電車に使用されました。
制御装置や主抵抗器など走行関連機器を搭載しています。なお、455系は山岳線区も走行できるよう抑速ブレーキも搭載していました。直流急行型の165系とほぼ同じ性能です。
主抵抗器は今の電車と違い、強制空冷式だったのでブロアー(機械に冷却用の空気を送る装置)の音がもの凄かったです。
しかしそれが国鉄電車らしくて良かったですね。旅情を感じるファクターのひとつでした。上野駅で発車が近づくとこのブロアーが動き出すのですが、「いよいよ出発」といった感があってわくわくしたものでした。
モハ454-51
クモハ455とペアを組む車両です。交流区間を走行するための機器を搭載していますので屋根上がにぎやかです。
この車両には交流電源を直流に変換する機器類と、コンプレッサーをはじめとするブレーキ関連の機器を搭載していますので 床下はぎっしりです。
なお、455系(457,475系など交直流急行電車全般)はクモハとモハがペアを組みますが、車番は同一となっています。
サロ455-38
455系のグリーン車です。シートは特急型と同じもの(R17型シートだったかな?)で、リクライニング付き、シートピッチも1160mmで特急と同一でした。
ちなみに国鉄時代はグリーン料金は特急と急行は同一でした。グリーン車については特急と急行は設備が同じだったためです。グリーン券は当時はかなり高価だった記憶があります。
455系の思い出
わたしが交直流急行型電車に乗車したのは、東北新幹線開業前の東北本線でした。学生時代から社会人まで、仕事を含めて利用することが多く、455系電車には大変お世話になったものです。
多いときは年に10回くらいは乗っていたかもしれません。新幹線が開業する前の東北本線は特急王国でしたから、485系がガンガン行きかう中、時折登場する455系に心ときめかせましたね。
わたしが東北本線でよく利用していた駅は、特急も停まるのですが停車する本数が少なかったのです。かわりに日中の急行列車は全列車停車しましたので必然的に急行の利用が多かったのです。
東北本線は直流区間もあり急行型としては165系も走っていたのですが、当時は455系の急行のほうが本数が多かったです。そのため必然的に455系の利用が多かったのです。
特に学生の頃はお金がないこともあり特急が利用できなかったので、リーズナブルな料金の急行電車は心強いパートナーでした。
急行型電車は顔は普通電車の113系や115系と変わらないですが、走行メカニズムは特急型の485系や583系とほぼ同じです。
台車も国鉄の傑作台車DT32、TR69なので乗り心地もよく、モーターは近郊型電車と同じながらも、防音が良いのかデッキがあるためなのか静粛性が高く(さすがに開閉窓なので特急型にはかないませんが)、かなり快適な電車だったのです。
455系は結構な回数を利用したことや、その快適な乗り心地(今の電車にはかなわないでしょうが)から、いまだに思い出が残る車両です。
その455系はJR東日本ではとうの昔に現役から退き、いまは大宮の「てっぱく」に保存車があるだけです。
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乗れなくなってから長い期間が経ちましたが、それがまさか令和の時代に当時の色をまとって復活するとは。455系としてはクハだけですが復活を遂げる。こんなうれしいことはありません。
えちごトキめき鉄道では次の全般検査までの利用と謳っていますが、同社の鳥塚社長は「もしかしたら延長も」と匂わせていますね。
次の全検までなんて言わずに長く活躍いただき、みんなに長く愛される車両になってほしいですね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!