みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日、購入した鉄道コレクションの京成3600型。ようやく走行化へ着手しました。本日は動力車を作成しましたので、記事にしたいと思います。
前回の記事です ↓
鉄道コレクション 京成3600型 走行化作業 その1
動力車編
今回は動力車と中間車1両を走行化しました。本日はそのうち動力車の走行化作業について、書いて行きたいと思います。
使用するパーツ
使用するパーツについては、今回ご紹介する動力車と中間車を作成するためのものです。このほかに下記の商品も利用します。
- TOMYTEC TT-04R(カプラースペーサのみ使用)
- GREENMAX GMカラー No9
- GREENMAX GMカラー No14
- ゴム系接着剤
工具としては下記のものがあると良いと思います。
- プラ用ニッパー
- カッターナイフ
- ピンセット
走行化する前に床下とパーツを記録
床下機器は塗装のためいったん外しますので、取付場所を間違えないよう写真に記録しておきます。参考までに動力車用の台車枠も記録しておきました。
なお、動力車用台車枠は車両セットの方に同梱されています。
組み立てを開始します。
まずは下回りの塗装から開始します。
床板から台車と床下機器をすべて外したうえで、台車はカプラー、中心ピン、車輪を外します。動力車用台車枠はランナーから切り取り後、ゲートを処理しておきます。
その後、下記のように塗装を行います。
- 台車、台車枠 GMカラー No14
- 床下機器 GMカラー No9
京成は台車と床下機器の色が異なりますので、組み立てた後に良いアクセントとなります。
KATOカプラーの組み立てです。今回走行化するのは2両なので4個あれば良いのですが、編成全体の分10個を作ってしまっても良いと思います。
次に車両に添付されているカプラーの処理です。
アーノルドカプラーは使用しませんが、台座の部分を使用します。その為、アーノルドカプラーと台座を分離します。
次に台座の加工です。
写真のように台座のベロ?をニッパー等でカットします。左の1個のような形にします。
KATOカプラーを加工します。
こちらは右側の一個のように、カプラーの取り付け部を一部カットします。台座に接着剤無しで、固定できるくらいの範囲でカットします。
台座とKATOカプラーを結合します。
台座に収めるときは、少しきつめになるくらいな感じでカットすると良いと思います。この写真は上手くいった例です(何度か失敗しています)。
これでカプラーは完成ですが、このままだと連結させた時に、隣の車両との間隔が少なすぎます。
そこでカプラースペーサーを付けて、連結面間隔を調整します。
走行用パーツセットです。この中からカプラースペーサーのみを使用します。
カプラースペーサー無しで行ける車両も多いのですが、時折スペーサーが必要な車両があるので、TT-04Rはたまに購入します。
今回は色を合わせるために「TT-04R」を使用しますが、「TT-03R」や「TT-05」または動力ユニットの付属品でも構いません。
使うパーツはこれ↑ですね。
京成3600型は左側のパーツ(小さい方)を使うとぴったりでした。
こんな感じで連結器を延長します。
結構、緩い時があるので、その場合はゴム系接着剤で固定したほうが良いでしょう。
ちなみに左側のカプラーは失敗作です。この角度でもなんとか連結はできますが、走行中に開放してしまうかもしれません。
動力ユニットを組み立てて行きます。
写真は動力ユニットTM-06Rの同梱物です(このほかに説明書が入っています)。今回使うのは左上の動力ユニットと、右下のスペーサーです。
京成3600型は「M」サイズが指定されていました。
最初にカプラーを取り付けました。
台車の先端に取付用のボスがあるので、そこへ差し込みます。ピンセットがあった方が取り付けしやすいと思います。
スペーサー「M」を取り付けます。
スペーサーはカプラーの後に付けた方が良いです。先に付けるとカプラーが付け辛くなります。
台車枠を取り付けます。
この製品はきつくもなく緩くもなく絶妙な感じでした。鉄コレも初期のモデルではゆるゆるだった商品が多々ありましたが、最近の商品はそのようなものが減った感じがします。
床下機器を取り付けます。
この時、最初に撮影した写真が役に立ちます。床下機器も時折緩くてすぐに落ちてしまう時がありましたが、この製品はしっかりと止まります。
これで床下のパーツは完成です。
いよいよ、最終段階です。
車体を準備します。車体に取り付けられている、固定式のパンタグラフを撤去します。引っこ抜くだけでOKです。
オプションの金属製パンタグラフ「0259 PT8002N」を取り付けます。
パンタグラフの中央に取り付け用のベロがあるタイプです。これもピンセットがあった方が取り付けしやすいですね。
動力車が完成しました!
この後、走行テストをしておきましょう。わたしは動力ユニット購入時にも、実施しましたが念のため最終試験を行います。
おわりに
これで京成3600型の動力車が完成です。ご覧いただいたように、カプラーなど少しだけカスタマイズを行いました。
カプラーを純正から、KATOカプラーに変更すると少しだけコストダウンを行うことができます。
車両セットに付いている、アーノルドカプラーを使えばもっとコストダウンできますが、復元ばねが入らないので少し心配です。その為、わたしはKATOカプラーに代えています。
この工作が少しでもみなさんのご参考になれば幸いです。次回は中間車編を書いてみたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!