Koedoしゃちょーのおさんぽ

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鉄道模型130 【JR東日本113系】東海道本線の東京口に113系がいた頃・・・

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

今日は2019年に発売された、KATOの113系湘南色をご紹介します。国鉄型が大好きなわたしには外せない車両です。

 

実車が現役時代は115系とともに、数えきれないほど利用させていただきました。

 

 

KATO 113系湘南色

 

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国鉄型と言えば、わたしの中ではパノラミックウィンドゥのこの顔です。

 

東海道本線横須賀線を、グリーン車付きの15両編成で走る姿は、とても格好良かったですね。

 

 

購入品は

 

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この商品は2019年に発売されましたが、予約までして購入しました。113系最終時期の姿はとても好きなので。

 

 

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購入したのは7両基本セットおよび4両増結セットです。これで東海道本線の11両の基本編成が組成できます。

 

予算の関係上、4両付属編成セットは残念ながら・・・15両で走らせるときは111系の付属編成と組み合わせます。

 

 

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走っているように見えますか?

 

 

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113系同士のすれ違い。

 

E231系が入るまでの、当時の東海道本線は113系ばかりでした。たまに211系が来るくらい。懐かしい思い出です。

 

 

ライトを点灯させてみました。

 

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ヘッドライトを点灯させてみました。

 

カメラのストロボを炊いたので、少しわかりずらいですね。実車はきれいな電球色で点灯します。

 

 

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テールライトの点灯状態です。

 

過ぎ去ってゆく国鉄型電車の赤いテールライト。哀愁を感じます・・

 

 

それぞれの車両をご紹介

 

ここからは11両の車両各車をご紹介して行きます。

 

クハ111-539

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静岡方の先頭車です。

 

車両は当時の国府津電車区(南コツ)配属の車両をモデルにしています。このクハは新造時から冷房装置(AU75)が付き、側窓がユニットサッシとなっています。

 

先頭車ですが床下にC1000形コンプレッサーを搭載しています。これが動き始めると、ちょっと古風な動作音がしました。

 

 

モハ112-265

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パンタグラフ付きの中間電動車です。

 

この車両も新造時より冷房装置付きで側窓がユニットサッシになったタイプです。床下には冷房対応の大容量電動発電機とC1000形コンプレッサーが搭載されています。

 

 

モハ113-265

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パンタグラフなしの中間電動車です。

 

この車両には制御装置と主抵抗器が搭載されています。国鉄型が停車していると時折大きな送風機の音がする車両があります。

 

それがモハ113に搭載されている主抵抗器のブロアーの音です。国鉄型の奇数ナンバー(モハ113とかクモハ455、モハ485とか)車に搭載されています。

 

 

サロ110-1260

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東海道線京口普通列車には昔からグリーン車が連結されていました。

 

サロ110の1200番台は新造型のグリーン車で、車内には簡易リクライニングシートが60席分設置されています。

 

なお、この4号車は後年2階建てのサロ124とサロ125に置き換えられています。その際、比較的新しいサロ110-1200は隣の5号車に連結されました。

 

 

サロ110-56

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サロ110の0番台は、準急用に新造されたサロ153を改造した車両です。

 

当時は冷房装置がありませんでしたが、113系に改造後に冷房改造されました。車内には60席分の回転クロスシートが設置されています。

 

後年、サロ110-1200番台や特急型改造サロ、2階建てのサロ124、125に置き換えられて姿を消しています。

 

 

モハ112-242

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モハ112-265と同タイプの中間電動車です。

 

模型ではこの車両にモーターが搭載されています。

 

 

モハ113-242

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モハ113-265と同タイプの中間電動車です。

 

113系では新造時には先頭電動車はありませんでした。比較的長編成で運用されるためです。ただ、後年、静岡地区で使用される車両の中に中間車から改造した、「クモハ113」型が生まれました。

 

 

サハ111-1015

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初期型の113系です。

 

新造時は冷房装置が搭載されていなく、窓も旧来のユニットサッシではないタイプです。

 

なお、1000番台は当時建設中だった、総武快速線東京地下ホームへ乗り入れができるよう防火対策が強化された車両です。

 

ただ、東京地下ホーム開業時には各地で車両の冷房化が進んでいたため、総武快速線には1000番台の新造冷房車(ユニットサッシ車)が導入されることになりました。

 

そこでねん出された冷房無しの1000番台は、内房線外房線などの房総各線、長編成時に使用するこのサハは東海道本線に転用されています。

 

 

モハ112-279

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モハ112とモハ113は2両でペアを組んでいます。この当時の新型車両は1台の制御装置で2両分(8台)のモーターを制御するものが多いです(私鉄、国鉄とも)。

 

 

モハ113-279

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このセットに組み込まれるモハ112とモハ113は、3ユニットともに同一のタイプとなっています。

 

クハ111ー200

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東京方の先頭車です。

 

この車両にはコンプレッサーは搭載されていません。11両編成で運転される際は、この車両が先頭に立ちます。

 

15両での運転の際はこの車両の前に、4両を増結します。

 

 

おわりに

 

東海道本線の東京口では2006年まで、この113系が活躍していました。

 

わたしはこの113系が引退する前後の時期に、東海道本線の沿線に住んでいたため、通勤に毎日のように113系を利用していました。

 

その頃から国鉄型電車が大好きだったため、113系に乗れるのはとても楽しく良い思い出です。MT54モーターの音が良かったなぁ。

 

当時は211系も走っていましたが、113系の方が好みだったため、たまに211系を見送った時もありました。

 

しかし、東海道本線はその当時も混雑が激しかったため、3ドアの113系や211系は朝のラッシュ時はとにかく厳しかったです。

 

乗客が乗り切れないケースも、時折ありましたね。その後、4ドアのE231系が導入され、朝の通勤ラッシュ時は大幅に混雑が緩和されました。

 

 

早いもので東海道本線から113系がいなくなってから15年が経過します。113系自体もほとんど消滅し、京都地区に少し残っている位でしょうか。

 

今残っているJR西日本の113系(115系、117系も)も、新しい225系などがどんどん投入されているので、いつ無くなるかわかりません。

 

あちらにはまだ原型に近い車両も残っていますから、無くなる前にもう一度乗ってみたいですね。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!