Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道模型124 【ワイドビューひだ】KATO キハ85系 特急型気動車

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

ようやく週末になりました。

 

秋晴れを期待していたのですが、わたしの住んでいるところでは今日は残念ながら曇り時々雨と言った天気となってしまいました。明日もどうやら同じような天気みたいです。

 

天気が良ければ西武池袋線秩父線に乗りに行こうかと思っていたのですが、景色の良いところですから、雨ではちょっと勿体ない感じがしますね。

 

西武池袋線秩父線への乗車は次週以降に延伸することにしましょう。

 

では今日はどうしようか。雨なので買い物に行っちゃいますかね。それなら時間も有効に使えます。そうして午後は鉄道模型でも弄りましょう。

 

と、いう訳で押入れの中を漁ったら、KATOのキハ85系「ワイドビューひだ」が出てきました。

 

今日は西武池袋線秩父線と、JR東海高山本線の山岳路線つながりと言う事で(少し強引です)、このKATOキハ85系をご紹介したいと思います。

 

 

KATO JR東海 キハ85系「ワイドビューひだ」

 

f:id:coedowalk:20211016170002j:plain

 

キハ85系気動車JR東海高山本線活性化を目的に、同線を走っていたキハ82系の置き換え用として1989年に登場しました。

 

車内は従来車より200mm高くなったハイデッカー構造に、高さ950mmのとても大きな窓を備えており「ワイドビュー」の名にふさわしい仕様となっています。

 

シートはフリーストップのリクライニングシートが並び、従来車に比べ大幅にグレードアップしました。

 

走行装置も以前の車両とは比べ物にならないくらいの高性能ぶりです。

 

各車にカミンズ社製の350psのディーゼルターボエンジンを2台搭載、電気指令式ブレーキの採用も相まって、特急型電車レベルの性能を誇っています。

 

わたしも何度か乗車したことがありますが、加速は鋭いし乗り心地は良いし、申し分のない車両でした。東海道本線高山本線の平地区間は、時速120kmで走行します。

 

このキハ85の登場で特急「ひだ」は、観光客の方にも大人気の列車となりました。

 

 

各車両のご紹介

 

それではKATOのキハ85系の各車を、ご紹介して行きたいと思います。

 

わたしの所有している製品は、1991年に発売された初期品で、室内灯が標準で組み込まれた7両セットです。

 

 

キハ85

f:id:coedowalk:20211016170015j:plain

 

キハ85系の先頭車です。0番台は非貫通型の先頭部となっています。

 

運転台と客室の間はガラスパーティションとなっており、客室から前面展望が望める車両となっています。セットには2両入っています。

 

 

f:id:coedowalk:20211016170025j:plain

 

キハ85のサイドビュー。とても大きな窓で最前列の席以外でも、展望性は抜群です。

 

なお、後年紀勢本線にもキハ85系が特急「南紀」用として投入されましたが、先頭車がグリーン車となったキロ85形が登場しました。キロ85の先頭部のデザインはキハ85と同様になっています(現在は高山本線で運用中)。

 

 

キロハ84

f:id:coedowalk:20211016170036j:plain

 

グリーン席と普通席の両方を備えた、運転台なしの中間車両です。

 

車内設備はグリ-ン席、普通席ともに2+2の4列配置となっています。サイドから見ると向かって左側がグリーン席、右側が普通席です。シートピッチが広いグリーン席の部分は窓が更に大きくなっています。

 

このキロハ84のグリーン席は4列配置となっていますが、後年増備されたキロ85は1+2の3列配置となっています。

 

ときおり同じ列車内でキロハ84とキロ85が連結されている時があり、同じグリーン車でも設備が異なっていると言う事があります。

 

セットには1両が入っています。

 

 

キハ84

f:id:coedowalk:20211016170046j:plain

 

キハ85系の運転台なしの中間車で、車内は普通席のみとなっています。

 

キハ85系は普通席でもゆったりとしたリクライニングシートで、グレードは相当高いです。

 

セットにはモーター付き、モーター無しがそれぞれ1両づつ入っています。

 

 

f:id:coedowalk:20211016170055j:plain

 

キハ84の連結面です。あまりこの部分の写真を載せていないなと思い、今回撮影して掲載してみました。

 

 

キハ85 100番台

 

f:id:coedowalk:20211016170106j:plain

 

キハ85の100番台は貫通路を設けた先頭車です。

 

特急「ひだ」は分割・併合を行う事が多いため、貫通路を設けた先頭車は重要な存在です。

 

セットには2両入っています。

 

 

f:id:coedowalk:20211016170120j:plain

 

貫通路を設けながらも秀逸なデザインですね。

 

 

f:id:coedowalk:20211016170131j:plain

 

キハ85 100同士を併結させてみました。実際の特急「ひだ」でもよく見ることができるシーンだと思います。

 

 

おわりに

 

f:id:coedowalk:20211016170141j:plain

 

この記事を書いていて思ったのですが、キハ85系も登場から30年以上経つのですね。まだまだ新しい車両と思っていましたが、もうそんなに経つとは・・

 

新車両への置き換えの話が出てきても当然ですね。

 

このキハ85系ですが、ついに後継車となるHC85系電車の量産が発表されました。HC85系は確認試験車4両が各種試験を行っていましたが、2022年度から量産されます。

 

2022年度は50両以上のHC85系が投入される予定ですので、キハ85系も一気に置き換えが進むことが想定されます。

 

HC85系はエンジンで発電し、その電力を使ってVVVFインバータ制御のモーターを駆動するシリーズハイブリッド方式の車両です。

 

キハ85系に比べると快適性は格段と向上しているそうです。それは大変良いことだと思いますが、わたしはカミンズエンジン2台を駆使して、ダイナミックに走行するキハ85もとても魅力的に感じます。

 

 

この新車が投入されると、あっという間にキハ85の置き換えが進んでしまうでしょう。キハ85系が無くなる前に、もう一度乗っておきたいですね。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!