Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道83 【東武フラッグシップ特急デビューへ!】日光・鬼怒川へN100系 特急電車が登場!

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

昨日、今日ととても良いお天気の関東地方です。そんな良いお天気の中で素晴らしいニュースが飛び込んできました!

 

以前からうわさされていた、東武鉄道のフラッグシップ特急が登場します!

 

いやぁ、嬉しいですね。計画が消えてしまったのではないかと懸念していたのですが、しっかりと継続していたのですね。

 

 

東武鉄道 N100系 特急電車が2023年より運行開始!

 

東武の日光特急と言えば、関東地区では小田急ロマンスカーとならぶ、観光特急の代表格です。

 

現在運用しているスペーシア車両も、トップレベルの素晴らしい車両ですが、登場してから30年が経過、そろそろ新しい特急車両が渇望されていたタイミングでもあります。

 

関東ではJR東日本がE261系「サフィール踊り子」、関西では近畿日本鉄道が50000系「しまかぜ」と言った豪華特急を登場させていました。

 

東武も500系リバティと言う、最新のテクノロジーを採用した車両をデビューさせてはいましたが、リバティはどちらかと言えば観光特急と言うよりビジネス向けに近い車両です。

 

そんな中でN100系新型フラッグシップ特急の登場決定です。これは期待しないわけには行きませんね。

 

 

N100系 特急電車の概要

 

1.車両型式名 N100系

2.愛称未定
3.導入両数 24両
4.編成 6両固定
5.座席数 212席
6.導入路線 東武スカイツリーライン日光線鬼怒川線 浅草~東武日光鬼怒川温泉
7.導入時期 2023年(予定)
8.製作会社 株式会社 日立製作所

9.そ の 他 本特急列車運行の使用電力相当分について、東京電力エナジーパートナー㈱のFIT 非化石証書を活用したメニューなどを使用し、CO2排出量実質「ゼロ」となる電力に置き換えます。
また、当社初となる高度な除菌消臭機能を有する空気清浄機等を搭載し、引き続き、
新型コロナウイルス感染症対策を図ります。

 

東武鉄道ニュースリリースから 

https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20211111115910j-Hxsy54wjgySVaKcD-UrQ.pdf

 

 

N100系がどのような車両になるのかとても気になるところです。わたしが特に気になるのは次の3点です。

 

乗車定員からみる車両のグレード

編成の乗車人数ですが座席数212席となっています。これは現在のスペーシアと比較すると60席も少なくなっています。

 

特急型車両の定員は、在来線であれば1両あたり60~70名程度ですから、まるまる1両分の定員が減っている計算になります。

 

N100系にも個室は継続されること、ラウンジが設置されること、カフェカウンターが設置されるなど、豪華特急にふさわしい設備が用意されるようです。

 

車内もより上質な内装で座席も様々なタイプを用意するとあります。

 

そして、何度でも利用したくなるような特急と謳っていますから、現在のスペーシアよりグレードアップされた車両になるのは間違いないでしょう。これは減少した定員からも推測できます。

 

 

導入路線について

発表をみると東武線内のみの運行になっています。ただ、これが将来的にはJR線乗入にも使われるのか、野岩鉄道側への乗り入れはどうなるのかと言う点が気になります。

 

発表されたイラストを見ると、先頭部に電連付きの密着連結器が装備されています。電連が付いていると言う事は、増解結がしやすいと言う事です。

 

東武は増解結をしない特急の場合は、簡易連結器(100系にも200系にも装備されています)を先頭に装備しますから、これが意味することが気になりますね。

 

今の100系のように6両単独で運用するのであれば、簡易連結器で良い(その方がコスト的にもデザイン的にも有利だと思います)ので、なおさら意味を持っているのかと勘繰ります。

 

こちらもいづれ続報が入るでしょう。

 

 

車両性能

VVVFインバータ車を積極的に導入している東武鉄道ですから、制御システムはVVVFなのは確定でしょう。

 

リバティも設計当時の最新のシステムを搭載していますから、このN100系も最新の機器類を搭載してくるのでしょうね。

 

今回は24両が日立製作所で製造されますので、車両はA-Trainになります。A-Trainは高い快適性を持っていますので、期待が持てますね。

 

こちらも続報を期待しましょう。

 

 

どのように使用されるのか

 

今後、気になるのはスペーシアの去就ですね。今回の新型特急N100系は、製造両数が6両編成4本の24両です。

 

スペーシアは6両編成9本の54両ありますから、この新造両数ではすべてのスペーシアを置き換えることはできません。

 

この新特急が既存車両の置き換え用となるのか、はたまた地域の魅力アップのためグレードアップした特急車両で増発をはかるのか、非常に興味深いところです

 

これから詳細が発表されてくると思いますので、続報を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

おわりに

 

この東武のフラッグシップ特急ですが、不意を突かれたような発表でした(ウワサはあったんですかね)。

 

ネットのニュースサイトで発見したときは目を疑いました。新型コロナ騒動で各企業の売り上げは低迷していたこともあり、まさか「出るとは!」と言った感じでした。

 

最近はコロナも落ち着いてきていますから、発表には良いタイミングだったのかもしれませんね。

 

 

この新型特急、まだ概要レベルの発表ですが、今後少しづつ詳細が見えてくると思います。これからの東武鉄道に注目です!

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!