みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日の福島県沖の地震の影響で東北新幹線の区間運休が続いています。東北新幹線の中でも利用者の多い、仙台駅を中心に運休が続いているので、これは影響が大きいですね。
JR東日本も必死で復旧作業を続けていますが、大体10日前後はかかるようです。急ぎの作業だとは思いますが、安全第一で進めていただきたいと思います。
JR東日本では新幹線運休区間のうかいルートを、ホームページにて公開していますが、東京からは東北本線の他に常磐線が利用できます。
常磐線ではいわき止まりの特急「ひたち」を、臨時で仙台まで延長運転をして対応しています。新幹線よりは少し時間はかかりますが、乗り換えなしで仙台まで行けますのでこれは非常に助かりますね。
乗客だけではなく感動も運んだ「ひたち22号」
地震後の2月15日、うかいルートになっている常磐線では、大雨と強風の影響で列車の運行に大幅な遅延が生じていました。
鉄道は安全運行が第一ですから、この日は臨時便も含めて全列車運休となっても不思議ではない状態だったそうです。
しかし、そんな状態にもかかわらずJR東日本は常磐線経由で特急「ひたち22号」を運転することに決めました。東北新幹線が運休している事や、乗客からの強い要望があったことなどが理由だそうです。
本来であれば「ひたち22号」は仙台を13時57分に発車する予定でしたが、折り返しとなる特急「ひたち9号」の車両が、出発時刻になっても仙台駅に到着しません。
「ひたち9号」が到着しない限り「ひたち22号」に使用できる車両がありませんので、発車時刻の遅れは確定です。
その間、仙台駅で乗客が「ひたち22号」の出発を待っている間、JR東日本から飲み物と乾パンが配られたそうです。今回は自然災害ですからJR東日本に非はありませんが、乗客に対する心遣いでここまでやってくれるとはありがたい事です。
大きく遅れた「ひたち9号」が到着し、車両整備を行って折り返し「ひたち22号」となりました。結局、約4時間遅れで仙台駅を出発です。
しかし、大雨と強風の中なので、運転中も速度規制や運転見合わせの区間などがありました。通常ならこの時点で途中運休となりそうなものですが、「ひたち22号」は途中停車を繰り返しながら運転を続けます。
通常のダイヤではないし、天気も大荒れなわけですから乗務員の方も大変だったと思います。荒天ですから運転も必要以上に気を使いますしね。
そんな中、走行中の車内では乗務員が乗客一人ひとりに、翌日受験ではないかを聞いて回ったそうです。JR東日本によると途中乗換駅での案内の為との事でしたが、こう言った心遣いにも心を打たれます。
またこの間、列車の運転中にも乗客にはパンと水、マスクが配られたそうです。本当に配慮が素晴らしい。
翌日16日、深夜3時を回る前に「ひたち22号」は終点の上野駅に8時間以上のおくれで到着しました。
終点の上野駅では「列車が遅れて申し訳ありません」と放送が流れました。しかし謝るどころか、こんな大変な状況の中でもしっかりと送り届けてくれたわけですから、むしろJRに感謝だったのではないでしょうか。
しかも、列車が上野駅に着いた後も始発電車が出るまで、車両をそのまま開放し「列車ホテル」として使用しました。その間も職員の方はホーム上や車両を見回ったり、車内の室温調節もきめ細かく行っていたようです。
さらに「列車ホテル」では食べ物の差し入れもあったようですね。JR東日本の配慮、本当に素晴らしいです。
JR東日本と言う日本でも最大の鉄道会社ですから、この列車の運転を実現するには、色々な部署の方が苦労されたと思います。
それでも、困っている人たちを何とか目的地へ送り届けようとする、鉄道会社の考え方や車内での乗客に対するきめ細やかな対応に、インターネットは即反応しました。Twitterを見ていても感謝の言葉があふれてましたね。
おわりに
わたしはこの列車に乗っていたわけではありませんが、このお話をきいて胸が熱くなりました。
通常なら運休レベルの状況なのに意地でも終点近くまで走らせ、乗客を目的地までしっかり届ける。運転前後および運転中の車中での細やかな配慮、乗客のことをここまで考えてくれる、鉄道マンの心意気と執念に脱帽するしかありません。
普段、何気なく利用している鉄道ですが、さまざまの人の努力のうえで安全な運行が行われていることを改めて実感しました。
日本の鉄道は世界一だと言われます。正確な運転時間はもちろんですが、こういった細やかな配慮も世界一と呼ばれるゆえんなんだろうな。そう思わせる今回の一幕でした。
2月15日発の「ひたち22号」、まさに令和の名列車だと思います!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!