みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
関東鉄道は茨城県に鉄道、バス路線を持つ交通系の企業です。今回、車両の世代交代が進んでいるということで記事にしてみました。
関東鉄道とは
常磐線の取手駅から水戸線の下館駅を結ぶ常総線と、同じ常磐線の佐貫駅と竜ケ崎駅を結ぶ竜ケ崎線の二つの路線網を持っています。
鉄道線は全路線が非電化で、ディーゼルカーを使用する鉄道事業者では、JRを除くと日本で最大の規模を誇っています。
2路線とも通勤路線でもあるので車両数も多く、新車も多数導入しています。
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関東鉄道常総線
関東鉄道常総線は常磐線と接続する取手駅からつくばエクスプレスとの接続点である守谷駅、そして水戸線と接続する下館駅を結ぶ51.1kmの路線です。
取手駅から途中の水海道駅までは通勤路線の性格が強く、この間は非電化路線では珍しく複線となっており列車本数もかなり多くなっています。
これだけの列車本数があると電化したほうが良いような気もしますが、沿線に気象庁の地磁気観測所がある関係で直流電化ができず気動車での運行となっています。
水海道から北側の単線区間はローカル線の色合いが濃く、自転車を車内に持ち込めるサイクルトレインも運行されています。
常総線はつくばエクスプレスが開通し、東京方向を中心とした乗客の流れはだいぶ変わりましたが、いまでも重要な通勤路線です。
関東鉄道常総線で使用されている車両は、キハ0、310形、デザインを大きく変更したキハ2100~2400形、新しいキハ5000形にわかれます。
今回はこの車両群の中で古い方の車両「キハ0形」の一部車両が運用を離脱することになりました。
以前は元国鉄のキハ30も使っていましたが、こちらは既に全車両が引退しています。
これからは部品流用車ですが、オリジナル車両のキハ0やキハ310が、交換の対象になるのでしょうね。
関東鉄道 キハ0・310形
キハ0・310形気動車は昭和51年から12両が製造された車両です。国鉄キハ10・20のエンジンや変速機、台車を流用し、新造した車体を載せています。
2両編成以上で運行するためそれぞれが片運転台の車両となっています。
今回運用を離脱するキハ007+キハ008は昭和59年に製造されました。端正な顔立ちのスマートな車体が特徴です。
デザインはなんとなく親会社の京成電鉄の車両のイメージがあります。車体は3ドアのロングシートで気動車ではありますが、通勤に適した車両となっています。
キハ0系は平成8年から、エンジンの更新、冷房装置の取り付けが行われました。
今回ラストナンバーであるキハ007+キハ008が、6月20日のイベントをもって定期運用を終了しました。キハ0形は残り6両となりますが今後も減っていくことになるのでしょう。
東京に近いのにディーゼルカーにのれる!
常磐線取手駅からとかなり東京に近い駅から気動車に乗れる関東鉄道常総線。わたしはつくばエクスプレスが開通する数年前に乗車したことがあります。
その時は日中の空いている時間帯での乗車でしたが、列車も2両編成以上で結構乗客も多かった記憶があります。確かその頃は取手駅から出発する列車は2両以上だったような気がしますね。
いまは取手駅発でも日中帯は単行運転の列車が登場しています。それだけつくばエクスプレスの影響を大きく受けたのですね。
つくばエクスプレスに乗客が流れたとはいえ、関東鉄道が走っているところはかなり住宅が多いエリアです。
これからも通勤路線として地域の人たちの足となり活躍してくれるでしょう。
わたしも気動車に乗りたくなったら訪れてみたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!