Koedoしゃちょーのおさんぽ

趣味の散歩や鉄道のこと、ふらっと思いついたことを徒然なるままに語ります。

鉄道385 【押し桃】EF210 300番台 大阪の都心(うめきた地下駅周辺)で補機運用を開始!

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

先日、大阪駅周辺を走る東海道支線(貨物線)が地下化されましたが、それに関連し大阪の都心で貨物列車の後補機運用が始まりました。

 

 

押し桃 EF210 300番台

 

 

後補機は電気機関車がけん引する貨物列車の運行を補助するために、列車の後方に補助機関車を連結して運転するものです。

 

貨物列車は列車の重量が重いので勾配がきつい区間では、1両の機関車では列車をけん引できないことがあります。

 

そういった時にメインの機関車の他に補助用の機関車を連結してこう配を登る手段が取られます。

 

補機を使った運用は蒸気機関車の時代は日本各地で見られましたが、電気機関車の時代になり機関車のパワーが増したことから補助機関車の連結運用は減ってきていました。

 

それでも広島県セノハチこと山陽本線の瀬野~八本松間のように、今でも補助機関車を使う区間はあります。

 

特にセノハチがある山陽本線東海道本線などの大幹線では、1300tクラスの重量のある貨物列車が運転されますから、機関車1両では急こう配を登り切れないわけです。

 

 

ただ、都心部については補機が必要な急こう配が無かったことから、こういった運用が見られることはありませんでした。

 

それが今回の3月ダイヤ改正から大阪の都心部で補機運用が見られるようになります。

 

これは大阪駅を迂回するように走っていた東海道支線(貨物線)が、大阪駅北地区のうめきたエリアの再開発に伴い地下化されることになり、新たに途中区間に最大20パーミルを越える急こう配区間が生まれることになりました。

 

こうなると重量級貨物列車ではいくら最近の機関車が高性能でも登りきることが出来ません。

 

その為、この区間を走る重量級の貨物列車に限り後補機を連結する事になりました。1000t以上の列車が対象になるようです。

 

これにより大阪の都心で補機を連結した貨物列車が見られることになります。しかも後補機に使われる機関車は押し桃と言われるEF210 300番台です。

 

セノハチでも活躍するこの機関車が大阪のど真ん中で、同じ目的で使われることになります。比較的地味だった補機運用が活気づいてきた気がしますね。

 

しかもこの後補機を付けた貨物列車が新しい地下駅を通過する事になります。あまり見られる光景ではないですよね。しかも大ターミナル大阪駅ですから。

 

特急やおおさか東線の電車が行き来する地下駅を、電気機関車が補機付きでけん引する貨物列車が通る。どのような光景になるのでしょう。鉄オタとしては想像するだけで胸熱です。

 

 

既に地下線は開通しており列車の運行も始まっております。大阪地下駅の開通は3月18日なので地下駅を通過する貨物列車を、もうすぐ地下ホームからも見ることが出来ますね。

 

わたしも見てみたいなぁ。わたしは関東在住なのですぐにはその機会を作れないのが残念ではあるのですが・・・

 


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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!