みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ゴールデンウィーク真っ最中ですね。みなさま如何お過ごしでしょうか。旅行に出ている方も多いでしょうかね~
わたしは近場をちょろちょろしてはいますが、基本的にはのんびりと過ごしています。
2022年度 設備投資計画を発表(東武鉄道)
先月、4月28日にわが地元を走る東武鉄道が、2022年度の設備投資計画を発表しました。
注目の新型特急N100系の他にも、様々な施策が発表されています。
前回は新型特急について書いてみました ↓
- TOBU POINTの利便性向上
- 車上データ有効活用システム「Remote」の拡大
- SL3両目(C11形123号機)復元の推進
SL3両目(C11形123号機)復元の推進
今回はもう一つの車両に関する施策、3両目のSLについて書いていきたいと思います。
※東武鉄道が最初に導入した「C11 207」号機
大手私鉄がSLを復活させたとして、大きな話題を呼んだ東武の「SL大樹」ですが、いよいよ3両目のC11を迎えることになります。
この3両目は特に大注目で、廃車されボロボロだった元江若鉄道のC11を、自社を中心に復元したものです。
保存車としては比較的状態は良かったとはいえ、それでもかなりのボロボロ具合。それが見事に復活し、いよいよ車両が走る姿を見せてくれました。
復元前に検証して見ると、そのままでは使えない部品も多く、かなりの部分を新製したそうです。運転席も新造したとか。
東武のSLは現場の社員の技術力向上も目的の一つとしていますから、鉄道車両の中でも最も手がかかるSLを復元させることは、この目的に大きく合致しているのではないでしょうか。
自社で修理、部分的にでも新造をすることにより、東武鉄道の技術系社員のスキル向上に、繋がっていると思います。
この復元が完了した3機目のSL「C11 123」号機ですが、7月から運転開始だそうです。
どのような運行体制になるのかが注目ですが、ダイヤ改正を済ませたばかりと言う事もありますので、ひとまずは現行通り最大4往復の運行になるのかなと想定しています。
しかし、2機で運行できるダイヤを組んでいますので、3機目は車両を交換しながら運行できます。そうなると機関車の負荷も減りますから、車両が安定的に使用できるようになりますね。
また、SL大樹運行開始時から東武鉄道の根津社長が話していた、福島方面への乗り入れが実現するかもしれませんね。
今年はDE10牽引の「DL大樹」が会津田島まで乗り入れていますから、これが「SL大樹」の福島乗り入れの布石とも取ることができます。試運転を念入りに行っていましたから、あながちあり得ない話ではないと思います。
野岩鉄道にあるトンネルの問題がありますが、一部区間をDLの動力で走らせれば行けるのではないかと。今は石炭も無煙タイプのようですしね。
そうなるとまだ復元されずに、南栗橋で寝ている2両の14系客車の復活も望めるかもしれません。特にスハフ14については予備車が少ない状況ですから。こちらも期待しています。
6月にはこの「C11 123」号機も使って、C11の3重連イベントも計画しているようですので、今後の発表を期待しようと思います(イベント時に何らかの発表があるかもしれませんしね)。
TOBU POINT アプリ統合で使いやすくなるか
運行情報などを提供する「東武線アプリ」と、ポイント利用や付与を行う「TOBU POINT」アプリを統合するそうです。
何気にこれは嬉しいサービスではないかと思います。更に進めて特急券やライナー券も同じアプリ内で簡単に購入できるようになると良いですね。
スマホで簡単に特急券が買えるようになると、わたしなどはすぐに利用してしまいそうです。Suicaグリーン券の時がそうでした・・・
東海道線や宇都宮線などに乗ると、すぐにSuicaの操作をしてしまいます。東武もそうなるとTJライナーとか特急とか軽い気持ちで乗ってしまうかも・・それはそれでお財布の中身が困りますけどねぇ~
しかし、こちらも詳細が楽しみです。
新技術の導入について
大師線における添乗員付き自動運転(GoA3)に向けた検証が進められます。既に車上カメラ、検知センサーで前方を検知する試験までは終わっています。
今年は前方障害物検知システムの検証を行うそうです。更に今年は新造車両の調査設計業務を行うとの事。いよいよ現実化してきたといった感じでしょうか。
「新造車両」と言う文言も気になります。ファンの間では8000系で自動運転??なんてことも言われていましたが、新車になる可能性が高そうですね。
車上データ有効活用システム「Remote」の拡大も行うとの事。「Remote」は走行中の車両の乗車率、車内温度、走行パターンなどのデータを把握して分析するシステムです。
今年度は500系リバティ4編成と、50000系1編成に導入するそうです。
色々な施策、対策を行うのには現状を把握するのがまず必要です。敵を知らなければ対策のしようが無いですからね。「Remote」はまさに現状把握のためのシステムです。
おわりに
東武鉄道はSLの復元など物理的な技術力向上と、自動運転や「Remote」などの先進技術の導入を、バランスよく積極的に行っています。
これらはすぐには効果は出ないかもしれませんが、少子高齢化が進み人口が減少する中、鉄道を維持するためには必要なことです。
JRや私鉄各社も、今後の鉄道維持のために様々な努力を行っています。
皆が自分の足で移動できるわけではありませんので、公共交通の維持はとても重要なことです。
わたしも年齢を重ねてきていますので、やはり体の衰えを感じています。自動車もいつまで運転できるかわかりませんしね(ある程度の年齢になったら、免許は返納する予定です)。
鉄道やバスが維持されるためにも、各社とも努力をしていますので、わたしもなるべく公共交通機関を利用するようにしたいと思います。
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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!