みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日、乗り鉄をしに栃木県の宇都宮市へ行ってきました。新型車両の展示会、宇都宮ライトレールの建設状況、そして終焉間近い205系電車を見てくるのが目的です。
宇都宮まで乗り鉄 ↓
宇都宮線と日光線の205系電車、まもなく終焉へ
宇都宮地区を走る205系電車は、それまで使用されていた107系電車および211系電車の置き換え用として、2013年に運行を開始しました。
運行区間は日光線全線と宇都宮線の宇都宮~黒磯間となっており、所属する小山車両センターからの入出庫を兼ねた列車は、小金井駅~宇都宮駅間でも運行されています。
E131系展示会会場にて撮影。
ラインカラーは宇都宮線用がE231系、E233系と同様に湘南色の帯となっています(手前の車両)。
日光線用はレトロ調でブラウン、ゴールド、クリーム色の帯が配されています(手前から2番目の車両)。
宇都宮地区の205系は小山車両センターに配属され、4両編成12本48両が在籍します。そのうち4本が日光線用、8本が宇都宮線用です。なお、宇都宮線用は日光線用の予備車を兼ねています。
その宇都宮地区の205系電車ですが、今年3月12日に行われるダイヤ改正を持って、宇都宮線・日光線から引退することになりました。
わたしは2月27日に宇都宮駅を訪問しましたが、既に置き換え用となるE131系電車がスタンバイしていました。
ここで何両か車両の写真が撮れたのでご紹介します。この車両は宇都宮線カラーのクハ205形です。黒磯寄りの先頭車です。
宇都宮線、日光線での使用にあたり、トイレが取り付けられています。
モハ205形車両です。添加励磁制御装置とパンタグラフが搭載された動力車です。日光線の急こう配を走行するために、抑速ブレーキが追加搭載されています。
こちらは日光線用のジョイフルトレイン「いろは」です。205系ながらも2扉化されており、車内はクロスシートになっています。
「いろは」はジョイフルトレインですが、通常は日光線の普通列車の運用に入っています。
「いろは」の中間車、モハ204形です。車体はレトロ調のカラーになり2扉化されています。
走行装置は大きくは原型車と変わっていないような感じですが、耐寒構造になっていたり、砂撒き装置が取り付けられています。
「いろは」の日光寄りの先頭車クハ204形です。
宇都宮線、日光線の205系はもともとは京葉線、埼京線で使用されていた車両を改造して登場しました。
Y1編成からY10編成の10本が元京葉線の車両で、所謂メルヘン顔と呼ばれる車両です。日光線用はすべてメルヘン顔の車両が種車となっています。
Y11編成とY12編成は元埼京線の車両のため、正面は通常の205系の顔となっています。ただし埼京線時代に方向幕がLED式に交換されており、宇都宮に来てもそのまま使用されています。
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おわりに
首都圏何処へ行っても見ることが出来たこの205系電車ですが、気が付けば残りもほんのわずかになりました。
3月の改正で今回ご紹介した宇都宮・日光線から撤退すると、残りは仙石線、鶴見線、南武支線の車両のみとなります。
これらの路線を走る車両も、ぼちぼち後継車の話が出てきていますから、それほど長い活躍は望めそうもありません。
205系に興味がある方は、早めに乗車しておいた方が良いかもしれませんね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!