小江戸てつどう旅日記

日常の鉄道風景、旅の思い出、模型の事など

鉄道1137 ついに快速みえまでロングシートになってしまうのか JR東海キハ75 近鉄特急に対抗するために生まれたのに・・・・

みなさん、こんにちわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

JR東海の車両ロングシート化計画(そんなのあるのか?)がどんどん進んでいます。

 

最近ではオール転換クロスシートの311系が廃車解体され、315系オールロングシートに変わり、名古屋の中央本線などはほぼ全列車がロングシートになりました。

 

今後の車両もロングシートで新造されるんだろうなとは思っていましたが、とある列車だけは転換クロスシートのまま残るのではないかとの淡い期待を抱いていました。

 

それが関西本線を走る快速「みえ」号です。現在はオール転換クロスシートで俊足のキハ75系気動車で運行されています。

 

 

快速みえ号のキハ75

 

 

もともと三重県エリアは近畿日本鉄道近鉄)が強く、JRはそれほどのシェアを保持してはいませんでした。

 

しかしJRも大都会名古屋を起点とし、通勤需要の他に観光利用も見込める関西本線を持っています。これを生かさない手はありません。

 

通勤需要に関しては近鉄より安い運賃を武器にシェアを伸ばせた。となれば観光需要もと言う事になります。

 

そこで近鉄特急に対抗すべく投入したのが快速「みえ」号のキハ75です。

 

近鉄特急に対抗するスペックと言う事で指定席もある豪華な車内、走行性能も一級品で大出力のカミンズ製ターボディーゼルエンジンを1両あたり2台搭載しています。

 

名古屋から伊勢志摩間の鉄道輸送は近鉄が圧倒的なシェアを誇りますが、そこに少しでも風穴を開けたいとの思いからこのような列車が誕生したわけですね。

 

 

↓ 快速みえに乗車

coedowalk.hatenablog.com

 

 

しかしそんなキハ75も初期車は誕生から30年を超え、車両の置換の噂が出てくるようになりました。

 

キハ75のベースとなったキハ85系特急気動車の交換が完了していたので、似たような走行システムを持つこの車両が置き換えられるのは必然です。

 

そしてついにそれは現実のものとなりました。2025年9月10日のプレスリリースでJR東海は新型車両HC35系の登場を発表したのです。

 

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044528.pdf

 

詳細はJR東海の発表を参照していただきたいのですが、キハ75のオール転換クロスシートから大きく変わり、HC35はロングシートメインの車両になります。

 

現状のキハ75は関西本線の他に高山本線太多線にも走っており、こちらは普通列車オンリーの為オールロングシートでも納得です(個人的には嬉しくないですが)。

 

ただ関西本線用はどうかと思いました。指定席部分については転換クロスシートになりますが、自由席は基本的にはロングシートです。

 

当初近鉄特急の対抗馬として登場した車両が時を経てロングシートになる。これはなんだか違和感がありました。

 

JR東海としては現在はもう快速みえのライバルは近鉄特急ではないと言う事になったのでしょうかね。

 

 

HC35系は2028年度からデビューとの事なので、豪快加速、豪華な転換クロスシートが味わえるキハ75を楽しめるのもあと3年と少々。

 

これは乗れるうちに乗っておかないとと思いました。年内か来年早々には名古屋に行く用事があるので、その時はキハ75が走るエリアを訪ねようかと思っています。

 


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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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