Koedoしゃちょーのおさんぽ

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パソコン、IT27 【Windows10】増設したHDDにストライプボリュームを作成

みなさん、こんばんわ!

Koedoです。

 

今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

最近、自作パソコンを弄っており、いまは増設したハードディスク(以下、HDD)で遊んでおります。

 

前回までは単純なHDDの増設方法であるシンプルボリュームと、複数のHDDを纏めてディスク容量を拡張できるスパンボリュームを作成してみました。

 

今回はソフトウェア上でRAID0的に使える、ストライプボリュームを作成してみたいと思います。

 

 

前回までの記事はコチラ

 

シンプルボリュームの作成 ↓

coedowalk.hatenablog.com

 

 

スパンボリュームの作成 ↓

coedowalk.hatenablog.com

 

 

増設ハードディスクにストライプボリュームを作成

 

ストライプボリュームはWindowsのストレージ管理の方法のひとつで、データの読み込みや書き込みを行う際に、データを小さな単位に分割して複数のストレージに配置します。

 

これにより1台のストレージを使用する時より、高速なアクセスが可能になります。

 

ただしデータを分割するので、使用しているストレージが1台でも故障すると、そのボリュームのデータは損失します。

 

 

※注意

ストライプボリューム上には、起動用のWindowsを置くことはできないのでご注意ください。また、ストレージ故障時はデータが損失しますので、使用する時はバックアップを取得しておいた方が良いです。

 

 

実際に作成してみます

 

それでは実際にストライプボリュームを作成してみましょう。今回は2種類の500GBのHDDを使用します。

 

なお、異なる容量のHDDを使う場合は、容量の小さい方のHDDに自動的に合わせて設定されます(小さい容量のHDD×2の容量になる)。

 

 

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スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックします。

 

 

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「ディスクの管理」の画面になりますので、「ディスク1」を右クリックし「新しいストライプボリューム」をクリックします。

 

 

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ウィザードが始まりますので、「次へ」をクリックします。

 

 

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ディスクを選択する画面になります。

 

初めから「ディスク1」が選択されています。ストライプボリュームは2台のディスクが必要となります。

 

「利用可能なディスク」から「ディスク2」を選択し「追加」ボタンをクリックします。

 

 

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「選択されたディスク」に「ディスク2」が追加されています。「次へ」をクリックします。

 

 

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ドライブ文字を選択します。今回は「D」ドライブを使用しますので、そのまま「次へ」をクリックします。

 

ドライブ文字を変えたい場合は、ここで変更しておきます。

 

 

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フォーマット画面に移ります。急ぐ場合は「クイックフォーマットする」にチェックを入れます。

 

 

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これで設定が完了しました。問題がなければ「完了」をクリックします。


 

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こちらのダイアログが出ます。ここからOSは起動しませんので、「はい」をクリックします。

 

 

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ストライプボリュームが構成できました。

 

スパンボリュームの時と同様に、2台のディスクともに「D」ドライブが、割り当てられているのが確認できます。

 

今回は「ディスク2」の方が容量が小さいので、こちらに合わされています。その為「ディスク1」には利用していない領域(未割り当てと表示)が生まれます。

 

 

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エクスプローラ上ではこうなります。

 

スパンボリュームと同様にハードディスク2台を使用していますが、追加されているドライブは「D」だけです。一つのドライブで2台分の容量となっているのが確認できます。

 

 

一見するとスパンボリュームと同じような感じに見えますが、データの書き込み方法は異なります。

 

高速アクセスが可能になりますが、HDDが1台でも故障するとデータがすべて損失しますので注意が必要です。

 

 

おわりに

 

今回はWindows10の機能として実装されている、ストライプボリュームの作成についてご紹介しました。

 

ストライプボリュームはソフトウェア上で「RAID0」を構築するような感じになります。

 

今回、Windows10のストライプボリュームをご紹介しましたが、今はHDDでストライプを組むより、SSDを実装してしまった方が速度が速いです。

 

その為、このWindows10のストライプボリュームは、あまり活用の機会がないかもしれませんね。

 

ちょっと遊んでみたいという場合は面白いかもしれませんので、気になる方は試してみてください(データの損失にはご注意を!)。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、また!