みなさん、こんばんわ!
Koedoです。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
1週間続いた栃木県足利市の山林火災ですが、山からの煙がほとんど見えなくなってきたそうです。足利市の和泉市長も「あと一歩」と述べており、明日にも全域を消防隊が制御できる「鎮圧」状態を目指せそうとの事で本当に良かったです。
これから火災原因の究明が行われるのでしょうが、どうやら原因はハイカーなどの火の不始末のようです。火元は休憩所でベンチもあったそうですので、休憩中のタバコの火の不始末が濃厚でしょうか。ほんとうにそうであれば完全に人災ですね。
わざと(であれば犯罪ですが)でなくても、乾燥した時期で、かつ枯れ草などがある中で火をつける行為を行えばどうなるか、少し想像すればわかりそうなものです。
またニュースでも見ましたが、これもわざとではないにしても消火活動を妨害(結果として妨害になっているも含みます)する行為が散見されたとの事です。
そのひとつとして「野次馬」があります。
火元の山の近くの一般道路には、興味本位で見に来ているクルマが多かったそうです(普段はいない県外ナンバーが多かったとのこと)。この山の付近は通常は地元の車しか来ない場所だそうです。
もちろん、県外ナンバーだからダメと言うわけではありません。火元に近い人を迎えに来た、などであればもちろん必要な事です。
ただ、興味本位で訪れる、いわゆる「野次馬」は控えるべきだと思うのです。
野次馬のクルマが道路をふさいでしまえば、消防車や消火に関連する車が通りづらくなる。そうなれば消火活動ができなくなる恐れすらある。そういう風に想像すれば、ふつうは現地に行くのは控えるでしょう。
興味本位で現地へ訪れた人も「僕のクルマ1台くらい大丈夫だろう」ではないんですよ。その「僕のクルマ1台」と考える人が100人いれば、100台の普通はいないクルマが増えてしまうのです。本当によく考えてほしいと思います。
また、防災ヘリが散水しているところにドローンを飛ばし、防災ヘリが散水を取りやめる事態も発生したそうです。鎮火と言うもしかしたら人の命が係わる、大事な作業の妨害をしているわけです。これは酷すぎますよね。何を考えているのか理解に苦しみます。
こういう人たちは「心配だから現地へ行ってるんだ!」とか言うのかもしれませんが、本当に心配してるなら消防隊の為にも道路を占有しないでほしいのです。防災ヘリの邪魔をしないためにドローンを飛ばさないでほしいのです。
消防隊はプロ集団です。火災について様々な経験を積み知識も蓄積されている。今回もこれだけの火災であり、風も強く消火に不利な状態であったのにもかかわらず、民家や人に被害を出さず、わずかな期間でここまで制圧できたのです。すごい事です。
自分が消防活動ができないのであれば、その消防隊の邪魔をしないためにも現地へ訪問しないのも消火活動の一つです。
ここまで少し過激な書き方をしてしまいました。気分を害された方すみません。
栃木県はわたしが愛する都道府県です。しかも足利市は仕事、プライベートでも良く行き来しているので思い入れが強いのです。その足利市でこんな火災が起きてしまったのは大変なショックだったのです。
わたしも現地へ行きたい。そういう思いはあります。しかし、それが「消防活動の妨げになる」そう考えているので行くのを控えています。仕事で行く用事もあるのですが、それも完全に火が消えるまで延期をしています。
足利市はとても良いところで、市内に有名な名所・史跡も多く、また街歩きもしやすいところです。火災が収まって、緊急事態宣言が解けたらぜひ訪問してほしいと思います。ただ、いまは。。あと少しですから控えていただきたいと思います。
今回の山火事でとにかく死者が出なかったことがせめてもの救いです。一日も早い収束を祈っております。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また!